2020年診療報酬改定の資料を読んで感じたこと
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
2020年の診療報酬改定のドラフトが発表されましたね。中医協のHPのこちらから確認できますので医療介護関係者の方は一読しておくことをお勧めします。
以下目次の概要のみ提示します。
さてこの資料、500P近くありますが毎回の改定で必ず通してみるようにしています。国の施策は公的資料を読み込むことにより必ず方向性を確認することができますので読むのは個人的には大好きです。そのうえで今回2020年の診療報酬改定について感じたことを以下順不同でまとめてみたいと思います。
①今回の調整は病院機能の分化に比較的比重が置かれた改定となった
②ICT推進の姿勢が鮮明になりつつある
③地域包括ケア、回復期リハ病院の運営はより難しくなっていく
④在宅関連の改定はほぼ無風、まずは病院のてこ入れを優先したのかな
⑤働き方改革に伴うタスクシフトが次回以降の改定でより進むことが示唆されている
といったところでしょうか。自分が診療でかかわる分野では正直今回は大きな変化はなかったですが、病院が変化する=診療所レベルにもその影響は波及する、のは確実ですのでもう少し読み込んで先々の変化を予測していきたいと思いますよ。
皆さんはこの資料読んで何か感じることはありましたか?よければ教えてくださいね。
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