訪問看護をする時にしてほしくないこと
こんにちは、札幌の在宅医@今井です。
在宅医としてたくさんのステーションの訪問看護師さんと仕事をする機会が多く、毎回色々自分が気がつかないアドバイスをもらって診療しています。中には「そんなところまで考えて報告くれるんだ」と思うような連携をとってくれるところもあり、ありがたいなと感じること、本当に多いです。
ただ中には「んん??」と思うような対応のステーションさんもあったりして時に残念に感じることがあります。
最近あったのは「訪問看護でする内容と回数について具体的に指示をください」という連絡。これが関わりはじめの患者さんであればもちろん諸々指示や話はしますが、もうこの患者さんは訪問看護がかかわって1年近くは経過している患者さん・・・しかも看護のアセスメントの現状を聞いてみても内容がよくわからない状況でしたよ。
患者さんのために何をすべきか、そして実際何をしているのか、または何が看護ででき今後何が必要となってくるのか、家族はどう考え患者さんに何をしてほしいと看護に対し思っているのか、等々考えるべきことはたくさんあります。
その一番重要な部分を自分達で考えることはせずに「指示をください」と言うのは正直自分としては「それって訪問看護で何をしているの?」と思ってしまいますよ。
訪問看護をする時には決して医師の指示を待つような受け身の形では仕事をしては欲しくない、むしろ患者さんを良く看ているのは自分達だと自信をもって医師を動かすくらいの気持ちで看護をしてほしいと自分は考えていますよ。皆さんはどう考えますか?
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