公開日:2019年09月17日
救急車に乗って病院へ
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
患者さんや家族の方は基本的には何かない限りはそんなに医師の携帯に電話はされてこないです。なので夜間に電話がかかってくるときっていうのは、逆にいうと往診しないといけないような病状であることが多いですね。
夜間往診や深夜往診の時でも、(できることはかぎられますが)まずは自宅でできる検査や治療を行います。それで落ち着く人はいいですが、肺炎や胸水貯留などでの急性の呼吸不全や消化管出血などの病気で酸素や血圧が急激に低下している患者さんは、治療方針により病院へ搬送することもあります。
病状が安定しない患者さんがいる時は、基本的に在宅医は(今井は、ですが)救急車に乗り病院まで同行します。車内でも何かあれば対応できますし、何より自宅での本人の考えや希望する医療処置などを直接病院の担当医にもお伝えできますから・・・・救急車に同乗する唯一のデメリットは翌日に車をとりに患者さん宅にいかなきゃいけないことくらいですかね。
と少し話は変わりますが、
18年の救急出動過去最多 札幌市消防局 10年連続増 9万8182件
こんなニュースありました。
救急車の不適切な利用が増えると本当に必要な患者さんに使えなくなりますよね。在宅医療の現場レベルで考えると救急車の利用はこれからどんどんさらに増えていくはず。有料化も含め検討していかなきゃいけない問題だと考えますが皆さんはどう考えますか???
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