在宅医や訪問看護師を長く続けるためには「気持ちのリセット」をうまくすることが重要です。
こんにちは、札幌は宮の森で在宅医療や在宅緩和ケアを行っている医師@今井です。
長い付き合いの患者さんが急に状態変化して病院に入院した時、予想もしなかった体調変化が自分の担当患者さんに起きたとき、家族の方の悲しい別れを一緒に体験した時などなど、そんな時在宅医や訪問看護師はかなりしんどい気持ちになります・・・・おそらく病院医療者よりもその家族や患者さんの近くで診療しているのでその負担感は在宅独特でしょうね。
そんな時に大事なことは月並みですが「きちんと気持ちのリセットをつけて自分で切り替えができること」。これに尽きます。
ああすればよかった、こうすればよかった、この手があったのではないか、などなど・・・・色々考え始めると無数の選択肢が気になってきてしまうのでどこかで折り合いをつけなければいけません。
自分の周りでも長く、そして前向きに在宅医や訪問看護師を続けられている医療者ってこの気持ちのリセットが本当にうまい人が多い印象ですね。
患者さんや家族のことを振り返り悩み苦しむことも一定期間は必要ですが、長く引きづるようであれば次の患者さんにも影響がでてしまうのでうまく切り替えをしていきたいですね。
ちなみに自分はもう今は長年色々経験したためスパッと切り替えができるようになりましたが、当初経験が少なく悩んでいたときにしていたことは
①経験豊富は在宅医療者に話を聞いてもらい納得する
②子供たちと遊んで一緒に早めに寝る
③1時間くらい運動して汗を書く
④普段しないことをする(料理など)
などでしょうかね。皆さんは気持ちのリセットうまくできていますか?どういう方法でされていますか?
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