在宅での介護の仕方は人それぞれ・・・正解はありませんよね。
こんにちは、札幌の在宅医@今井です。
在宅医療を行っていると家族の方が献身的に介護している姿をみることができますが、毎回本当にすごい頑張っているなと感心させられています。
色々ご自宅で話を伺っていると家族の方から
「私たちの介護の仕方はこれでいいんでしょうか?」
ってたまに聞かれることがあります。
大抵その場合はよっぽどおかしいことがない限りは
「充分されていますよ。そのやり方で全然いいと思います。頑張っていきましょう。」
とお伝えしています。
医療に関してはある程度ガイドラインなりスタンダードなやり方なりが前提としてあって患者さんを診てから医師や看護師がどう治療していくかを考える、というプロセスになりますが、自宅での介護の仕方はこれといったスタンダードなやり方があるという訳ではなく、あくまでその人の生活スタイルや家族の方の生活の仕方があってこその在宅介護だと考えています。
在宅での介護は100人患者さんがいれば100通りのやり方がある、当たり前ですが長く在宅医療の現場にいると
「こうするのが普通だ」
とか
「こうしなければならない」
っていう風に考えてしまいがちですね。
患者さんや家族の方の生活や生き方を尊重しながら医療や介護について支援、アドバイスしていける、そんな在宅医療者になれたらと考えています。
皆さんの周りで介護している方は
「・・・であるべきだ」
とか
「・・・・できていないから自分は駄目だ」
とかって思い詰めていませんか?周りからどんどんアドバイスしてあげて楽しく、できる範囲でいいので自宅での介護をしていけるようになるといいですね。
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