公開日:2018年10月09日

患者さんや家族に在宅緩和ケアを知ってもらうことのハードルはまだまだ高いですね。

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

先日当院で在宅看取りをした患者さんの関係者が集まって当院で振り返りカンファレンス(デスカンファ)を行いました。

当院からは自分と訪問看護師、MSWが参加、外部からはケアマネさんとヘルパーさんが参加し色々な想いや感想を率直にお互いに話をしました。

当院の関わりは結局は在宅緩和ケアが導入されてからの12日間と短期間になったのですが・・・・やっぱりケアマネさんと合意が得られたことは在宅緩和ケアがあるということを患者さんや家族にいかに周知していくか、という課題でした。

 

在宅緩和ケアの第一歩は訪問看護師から、と考える自分にとっては通院していてもしていなくて在宅緩和ケアが必要になりそうな患者さんには訪問診療よりもまずは訪問看護を入れてほしいのですが、どうしてもそのハードルが高いままでぎりぎりの段階まで診療も看護も入っていないことが多いです。

在宅でも病院と同じように緩和ケアの医療が受けられるということを是非患者さんや家族に知ってほしいですね。どうしたら普及ができるのか・・・・難しいですが今後の課題として取り組んでいきたいと思います。

 

当院は在宅医療や在宅緩和ケアが必要な患者さんや家族に医師、看護師、MSW、リハビリセラピストなどの多職種で協力して医療を提供しています。興味のある方は気軽にまずはご相談してくださいね!

 

 

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