公開日:2018年08月15日
医療機関でのリハビリが何の目的かを在宅側が誰も理解しないまま行われていること、ままあります。
こんにちは、札幌のかかりつけ医@今井です。
当院は外来患者さんの往診もしているため比較的外来通院する患者さんは要介護度が高い人も散見されます。
在宅医療で診ている患者さんは自分一人で責任をもって診察していることが多いのですが、外来では在宅とは異なり患者さんは複数科を受診していることがあるんです。
その中で最近特に疑問に思うことがあります。それは
整形などに通って週1で医療機関でリハビリしている患者さんがいるんですが、多くの場合医療機関でのリハビリはケアマネなどと連携することもなく何の目的でどのような内容のリハビリをしているか誰もわからないってことがままある
ってことです。
こういう患者さんの中には訪問リハが入っていること場合もあるんですが、訪問リハと医療機関でのリハが連絡をとりあってお互いに協力してリハビリを提供するってことはほぼないように感じます。
医療機関でのリハも目的があって行っているのでしょうが、在宅側からみたら在宅チーム(ケアマネや訪問リハ)ときちんと連携とりあってリハビリした方がもっと効果あるだろうし患者さんのためになるんじゃないでしょうかね?
せっかく医療機関で質の高いリハビリするならもっと積極的に地域の多職種にむけて情報発信すべき!自分はそう考えますが皆さんはどう考えますか?
ご意見あれば教えてくださいね。
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