公開日:2018年08月14日
地域枠の医師が7年後の2025年には現在の5倍となる。そのインパクトを予想できますか?
こんにちは、札幌で診療をしている医師@今井です。
地域枠の医師数ですがついに2025年には1万人を超えるようですね。
医事新報さんのHPより図をお借りします。
現在2018年の地域枠医師数が約2000人ですから大雑把に考えても約5倍の医師が地方での診療に従事することになると考えられます。これは大きな増員ですね。
さらに地方に関しては人口減少が飛躍的に進行すると予想されますので地方における対人口比の医師数はかなり劇的な変化が起きるのはまず間違いありません。
これから数年間でおきるこの出来事のインパクト、地方医療のみならず都市部での診療に関してはどのような影響を与えるでしょうか。
自分が予想する出来事としては
①都市部に戻りたい30代の医師が増え都市部病院での医師余りが加速する
②就職口の斡旋やコネをつくるための医局の復権
③都市部で就職できず地方に定着する医師が増えてくる
④中小病院や診療所で在宅医療に従事する医師が増える→結果として複数医師体制の診療所が増えてくる?
これらの変化が数年で起こってくるはずです。さらにはそれとは別にAIの導入などもすすむでしょうからね~・・・・医療の現場での医師の仕事や役割が大きく変わっていくはずです。
何も準備をしていない医師は時代に取り残されるのは明らかだと個人的には思っていますが皆さんはどう考えますか?
何かご意見あれば教えてくださいね。
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