公開日:2018年07月02日

2040年に予想される医療・介護給付費は現在の約2倍。保険料も約2倍・・これ以上の個人負担は耐えられないから早急に制度を見直すべき!

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

2018年8月から医療と介護費用の自己負担割合がさらに変更になったのは皆さんご存知でしょうか?どんどん精度は変わっていきますね・・・・

日経の記事で介護保険料についての記事がありました。

保険料8000円以上、東北多く 

「介護保険料の上昇は自治体財政に大きな負担となる。介護保険は国・自治体の負担と、サービス利用者を含めた40歳以上の負担が半分ずつ。介護保険給付費の増加は利用者と自治体双方の負担増につながる。

2018年度から3年間の65歳以上の介護保険料は全国平均で月額5869円。前の3年間から6.4%上昇した。自治体別の全国最高は福島県葛尾村の9800円で、全国で11ある8000円以上の自治体のうち10を東北が…」

 

と言う訳で介護保険料の推移がすでに負担が8000円という金額になっています!!

これってすごい負担ですよね。

ちなみにとある県(沖縄)の介護保険料の推移と2025年、40年にむけた予想ですが簡単に今井がグラフでつくりましたがこんな感じになっています。

2040年の予想はざっくりした数字で出していますが現状での予想でこんな金額になる予定です。おそらくこの数字よりもっと高くなるのではないでしょうか?(ちなみによく2040年は高齢化がマックスになる年と予想されています)

個人の介護保険料の負担ですよ!?このほかにも医療の保険料もかかるし年金もあるし・・・・本当にこの金額の自己負担って耐えられるんでしょうか?

この数字の妥当性を考えるための基礎資料として2018年、25年、40年の医療・介護給付費の推移も簡単なグラフにしてみました。

↓今井がつくった簡単な図

うーん、2018年度で49.9兆円の総額が、2040年にはほぼ倍の92.5兆円まで医療介護給付費が膨れ上がる予定です・・・・やっぱ保険料自体も最低でもそのくらいにはなりそうですね・・・・

 

ということで結論ですが、断言しますが現状のままの制度では、医療と介護の制度が絶対立ち行かなくなるのは火を見るより明らかではないです!

だって今の自己負担だけでも個人も企業もアップアップですよ?これは医療と介護の制度の根本を早急に見直さなければ・・・・

正直これ以上の負担は現役世代は無理ですよね?

 

今から早く対応しないとそのツケを払うのは今の若い世代・・・・世代間格差がひどくなるのこれ以上避けたいですよね~。

 

皆さんはこの問題どう考えますか?よければご意見くださいね~

 

 

 

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