公開日:2018年04月02日
数日で看取りの在宅緩和ケアが続いています。
こんにちは、札幌の在宅緩和ケア医@今井です。
病院から退院後数日で看取りとなる患者さんが続いています。
わずか数日でも患者さんは「やっぱり自宅が落ち着くな」「ありがとう」と話もしますし、看取った後に患者さん家族からも「数日でも自宅で過ごせてよかったです」「家族だけで看取ってあげる事ができてよかったです」との言葉も頂けます。
ただ本当に毎回思うのは
もっと早く在宅につなげないかなぁ
本当にこの一言に尽きます。
○これだけ点滴していたら退院は不可能だからという意思
○医療処置が多いから無理と思う看護師
○そもそも患者さんや家族の意思を聞いていない
○なぜかホスピスのみ紹介されている
などなど・・・・・
確かに在宅の医療≠病院の医療であることは確かです。点滴の量や仕方も違いますしサクションとかも毎回交換はしないし基本的に手技を病院と同じように無菌の状態ですることなどは不可能です。
でも在宅だからこそできることがある、というか病院やホスピスではできないことが在宅ではすることができるのは真実です。
たった数日でも在宅側は全く問題ないですが、患者さんや家族がいい時間を過ごすためにはもっと早く在宅につないでくれないかなと思う今日この頃です。皆さんの周りはどうですか??
現在医師募集中→こちらをどうぞ!
外来や訪問看護、地域で活動したい看護師さんも→こちらをどうぞ!