女性医師のキャリア支援は病院勤務が一番いいの?いえいえ、時代は在宅一択ですよ~平成29年度女性医師キャリア支援モデル普及推進事業に関する評価会議資料を読んで
こんにちは、女医さんが2人勤務している札幌の在宅療養支援診療所の医師@今井です。
3月14日に厚生省で平成29年度女性医師キャリア支援モデル普及推進事業に関する評価会議が開催されたようです。女性医師のキャリア支援のためにどう大学病院で取り組みしているか、などの資料がでていますので是非一度見て頂きたいのですが、そもそも
大学病院って女性医師のキャリア支援、復職支援に望ましい場所なの?
っていう当たり前の疑問点をクリアしてこの案考えているのでしょうか?
①市中病院では看護師さんがする処置を行う
②画像とるためなど患者さん搬送するのも仕事のうち
③書類も無駄に多い
④カンファレンスは時間外が当たり前
⑤院内保育所も充実していない
少しは違うところもあるかも知れませんが、こんな感じが当たらずとも遠からずっていう大学病院の現状ではないでしょうか?
・・・・まぁまずは少し長いですが資料をみてみましょうか。資料3のみみていきます
資料3 女性医師キャリア支援モデル普及推進事業の成果と今後の取組みについて
もろもろ書きましたが結局は女性医師のキャリア支援において大事な点は
①ある程度時間的な自由があること
②時間外や当直の仕事を極力減らすこと
③急な休みにも対応できること
④仕事がやりがいがあり医療が楽しいと思えること
などですよね。
在宅であれば定期の訪問はあるものの1日仕事入りっぱなしまでとはいかないですので時間の融通はかなり利きます。休んだとしても前後の日程に訪問ずらしたり、当院であれば他のDrがカバーして診療することは可能な状況です。
さらにやっぱり在宅は患者さんとの距離が近いので何より仕事が楽しい!!特に施設系の訪問ではなく個人住宅の訪問診療、在宅医療は病院では絶対理解しえなかった患者さんの生活自体も肌感覚で理解できますよ。
ということで札幌近郊で復職考えている女性医師の方いましたら気軽にご連絡ください。一緒に在宅で仕事も楽しみ、プライベート、子育ても充実させていきましょう~!もう大学にしがみつく時代は終わりですよ?
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