公開日:2017年07月05日

体調が悪い時こそ通院ではなく往診を!

今日は当院のリハスタッフ3人から寝返りと立ち上がりの動作の評価の方法を教えてもらいました・・・・

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他職種からの指導はとっても勉強になりますね。

 

こんにちは、10月から開始する外来について簡単に自分の考えをまとめてみたいと思っています。

この数年在宅医療では24時間365日年中無休の診療体制を複数医師体制で行ってきました。(もちろん医師だけでなく多職種の助け、特に訪問看護師さんの援助があってのことですが・・・・)10月から開始する外来に関しては在宅医療とリンクする形での外来医療を行っていきたいと思うのと、基本的には外来も在宅医療と同様に休みなく行っていくべきと考えているため土日も休みなく診療していきたいと思っています。(あと早朝診療も)在宅医療とリンクする、というのは簡単に言うと地域でおきた急患対応をケアマネさんや訪問看護ステーション、家族からの連絡に答えるように外来に来てもらえる場合は外来で、無理ならできるだけ積極的に往診していく、という形にしようと思っています。初期対応やその場でできる処置があればその場で、もちろん難しければ病院へ搬送となることもあるかと思いますが状態が良くない患者さんに関してはまずは気軽に自宅診察しに行ってあげるという昔ながらの町医者さんとしての活動ができればと思っています。

これからの時代は病院に連れていきたくても中々いけない時代になると思います。”体調が悪い時こそ通院ではなく往診を!”っていうがスタンダードとなるように頑張っていきたいと思います。(できれば在宅医療と同じように将来的には複数医師体制で休みもとりながら、とは思いますがまずは半年から1年くらい自分は休みなしですね・・・・)

 

さて本日の医療ニュースはこちらです、この記事、是非お読みください。中身とっても面白いですね。自分も在宅医療であれ外来医療であれ医療の問題をどんどん考えていくと、行きつくところは街づくりはどうあるべきか、コミュニティはどうあるべきかっていうところまで行きつく、と最近特につよく考えてしまいます。最終的には札幌の宮の森の街づくりをどうしていくのか、診療所から情報をどんどん発信できるようになればいいなって思います。皆さんはコミュニティ形成における医療や福祉の役割ってどう考えていますか?

SYNODOSより

認知症700万人時代に向けた街づくりとは?

河野禎之×清川卓史×荻上チキ

http://synodos.jp/welfare/20010/2

 

ではまた明日がんばりましょうか・・・・・