認知症の患者さん
庭のさくらの花、少し散りましたがまだ咲いています。市内の桜は結構散っているところ多いんですが、この庭の木、普通の桜と種類がちがうんでしょうか・・・・
こんにちは、最近当院が対応に困ることが多い患者さんってやっぱり認知症関連の患者さんだと思います。単に医療的な問題だけでなく、本人にとってベストなケアとはどうあるべきか、またそれだけでなく家族をみながら、どれだけ長期的に疲労が蓄積しないようにみていけるような体制をつくってあげることができるのか、個々の患者さんで状況が全く違うので毎回各職種が苦労して対応しているのが実際です。
一般的に言われているような中核症状や周辺症状に対してオーソドックスな薬物治療を行っていますが、たまにどうしてもコントロールつかないよう強い症状の患者さんいらっしゃいます。いつも思うのですが、認知症の患者さんへの治療ってどんどん抑制系のお薬を増やす事が大事なのではなくて、本人が混乱しないようなケアの方法をどう介護者とともに考えてあげるのか、本人にとって快適な環境をどうつくってあげるのかが非常に大事ではないかと思います。皆さんもそう思いませんか?
ってなんとなく思っていたところこんな漫画見つけましたのでみてみてください。単に薬をだすのではなくこんな子猫の存在を大事にしていける、またケアの方法として提案できる、柔軟な医療者になりたいですね。
「こわれたオフクロと子猫のミイ」 山崎浩 https://twitter.com/housui03/status/834973729448865793/photo/1
お母さんに関する他のエピソード、介護者の人や家族の人は何が大変だったのか、医療介護に関する話題など是非継続して漫画で描いてほしいですね。続編楽しみに待ってみたいと思います・・・
さて今日も一日頑張りましょー