在宅医療の醍醐味

今日もあっというまに一日が過ぎましたね・・・

 

こんばんわ、最近病院の先生から続けて「先生在宅医って何でしているの?何が楽しいの?」ってニュアンスの質問をお医者さんに聞かれることが2回程ありましたのでお答えしたいと思います。

在宅医ってやっている先生はわかると思いますが、とにかく患者さんとの距離が近いんです。いい意味でも悪い意味でも両方ともとれますが、この距離の近さ・・・・・病院では絶対味わうことはできません。患者さんの息遣い、考え方、生活の仕方、家族との情愛などなど、病院(つまり医者にとってホーム)で感じることと実際の在宅の現場(医者にとってはアウェイ)では天と地ほど違います。この雰囲気の中で師として自分個人が必要としてもらえること、これほど有難いことって絶対ないと断言できますね。だから夜中に呼ばれようが、札幌からあんまり離れることができないでいようが全然苦になりません。(ちなみに当院は当番はローテーション制なので離れようと思えばいくらでも離れられます。自分は子供が多いので旅費が・・・・ごほんごほん)

もし在宅を経験していない医師がいるなら、それはその医師にとって本当の意味での患者さんとの信頼関係を結べていないって自分は思っているんですがいかがでしょうか。多分その感覚、病棟の看護師さんと訪問看護の看護師さんでも同じ感覚だと思いますね・・・・

医師として、看護師として、(どの職種でもいいんですが)自分自身を必要とされる喜びを噛みしめてみたい人いましたら是非在宅医療に早めに参入してみてください。絶対その意味がわかると思いますので・・・・・(当院でよければいつでもご連絡ください)

 

さて本日2回目のニュースはこちら、癌患者さんの療養対策へのニュースです。在宅していると本当に色んな苦労している患者さん沢山みます・・・患者さんの気持ちとかつらさって、身内や自分がならないとおそらく自分のこととして実感できないと思いますが、その時に社会がこうあってほしいって言ってももう遅いんですよね・・札幌でも港区をみならって今から準備していったほうが絶対いいと個人的には思いますが皆さんどう思いますか?

東京新聞より http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201702/CK2017020202000161.html

<23区の予算案>港区 「がん在宅緩和ケアに力点」

2017年2月2日

がん患者と家族をサポートする「がん在宅緩和ケア支援センター」の来年四月開設を目指し、準備金二千六百四十三万円を計上した。大型病院や広域自治体などが設置した例はあるが、二十三区では初めて。

 妻を乳がんで亡くし、自身もがんを患った経験がある武井雅昭区長の強い思いで立案された。「がん患者が、慣れ親しんだ地で可能な限り質の高い生活を送れるようにしたい」と語る。

 旧国立保健医療科学院(白金台四)の建物を活用し、医師や看護師、社会福祉士らが相談に応じる。がん治療に伴う脱毛や手術痕をカバーするウィッグ(付け毛)などの購入費も助成する(三百八万円)。

 また、二〇一五年の合計特殊出生率が二十三区で最高の一・四四となったことを受け、待機児童対策を加速させる。三カ所に私立保育施設を誘致、二カ所に区立保育施設を新設し、従業員宿舎の借り上げ支援などと合わせ二十億六千八百四十五万円を充てる。

 一般会計は過去最大の一千六百六十一億五千万円。震災復興基金(五百億円)設立のため財政調整基金などから三百八十億円を一時的に繰り入れたため、大きく膨らんだ。 (梅村武史)

 

 

全ての医療者に是非在宅医療の醍醐味を知ってほしいですね、多分長年在宅で働いている医療者はそう思っているはずです・・・・・・早くそんな時代がくるといいですね・・・・