在宅患者さんが病状変化したとき

今月も残り2日・・・・月がかわったらレセプト業務ですね・・・

 

こんにちは、当院は西28丁目を北5条通りに沿って西高の方に上がってきてもらったところの1本脇道のところに診療所があります。人通りはやっぱり朝となると通勤の社会人や通学のお子さんとかが大挙して移動しています。そんな中で訪問診療でちょこちょこと地元を動いていると1日に1回は必ず救急車のピーポーピーポーっていう呼び出し音、聞くような気がします。近所の保育園に預けている自分の3男も、よく耳にしているせいか救急車の音のマネはかなりうまくなっています・・・・・

さて在宅患者さんが病状変化したとき、訪問診療にあんまり馴染みのないケアマネさんであったり、在宅の事情を知らない退院支援の看護師さんであれば「体調変化したときはまずは救急隊ですね!」とかって言われること、いまだにたまにあります。どこもそうだとは思いますが「いいえ、まずは状況により判断しますのでこちらの方に電話ください」と必ず伝えるようにしています。実際在宅患者さんは24時間医師に直接つながる携帯電話の番号でっかく書いてお渡ししていますし、その月の当番医の表もこんな感じで作成し毎月お渡ししています。

↓これ以外にもおっきな電話番号の紙、電話近くに貼っています。

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自分達は電話頂いた状況により①すぐに往診して対応②様子見でよさそうな場合は様子見てもらい数時間後や翌日に体調確認③往診もしないですぐに病院に行った方がいい場合は救急要請して病院へ搬送(この時は病院医師と電話でやりとりし診療情報提供書などをファックスします)、などなどの対応を検討していきます。もちろんご自宅での看取り対応の場合はそれに準じた対応をしていきます。こんな感じで常に携帯もって待機しているんで、何かあったら救急車っていう考え、在宅の患者さんでは不要だと思います。でもそうは言ってもパニックになった患者さんとか救急車呼んで気づいたら入院していたとかってこともままありますね・・・・

病院勤務の方いましたら少しでも在宅に帰ること迷っている患者さんいたら是非「帰っても大丈夫、24時間医師も看護師も対応はしてくれますから」って背中押してあげてください。救急車よりは遅いですが往診しますし、必要に応じた対策しますんで大丈夫ですよ。

 

さて本日の医療ニュースはこちら、m3よりです。同じような救急の記事でしたので掲載します。高齢化がすすめばこのような事はおそらく日常茶飯事になりますね・・・・高齢でそのまま手を尽くさないなら自宅で看取るっているのもひとつかと思いますが・・・難しい選択ですね。

m3.comより https://www.m3.com/news/general/498427

 

搬送20分後「ご臨終です」 救急現場に高齢化の波 「私たちの最期は」「救命のジレンマ」

その他 2017年1月30日 (月)配信共同通信社

 

 

昨年12月上旬。師走の東京を夕闇が包み始めた午後4時40分、都内有数の高度救命救急センターを備える帝京大病院(板橋区)に救急搬送を知らせるアラームが響いた。

「82歳男性、心肺停止」。医師や看護師らが処置室で受け入れ準備に取り掛かる。5時15分、救急車が到着。救急隊員が男性を乗せたストレッチャーを車から降ろし、処置室に運び込んだ。

「いち、にい、さん、しっ」。踏み台の上に立った男性医師が前かがみになり、重ねた両手を男性の胸に伸ばして心臓を強く圧迫、心肺蘇生を試みる。連続30回。医師が一度手を止めると、周囲に張り付く医療スタッフ約10人も一斉に心電図モニターの画面に目を凝らす。「まだだ」。医学部の男子学生が心臓マッサージを交代した。

別の医師が枕元に立ち口を開かせ、直径7ミリ、長さ24センチのチューブを入れる。気道を確保するための気管挿管だ。「カルチコール入れます」「アドレナリン1本打ちました」。スタッフが次々に薬剤を投与し、ベッドの周囲に並ぶ医療機器やさまざまなコードの間を縫うように動き回る。

だが回復の兆しはない。現場の指揮をしていた医師、藤田尚(ふじた・たかし)(54)は言った。「もう厳しい」。待合室にいた妻らを処置室に呼び入れ、時計に目をやり、静かに告げた。「午後5時36分、ご臨終です」。搬送されてきてからわずか約20分の出来事だった。

男性は前日から体調が悪く、この日は吐いたものを喉に詰まらせたらしい。異変に気付いた家族が救急車を呼んだ。

男性の死因は不詳。医師法に基づき、検視のため警察に届け出なければならない。「このあと警察が来ますからね」。看護師が伝える。妻は何が起きたのかのみ込めないような表情で、家族に支えられながら処置室を後にした。

救命救急センターは、突発的な病気やけがに見舞われた重症患者を救うのが本来の役割だ。総務省消防庁の統計では、救急搬送されるのは約20年前まで現役世代が中心だった。だが加齢で心身の機能が衰えた高齢者の搬送も徐々に増え、2015年に全国で搬送された548万人のうち65歳以上は310万人に上る。

帝京大病院センター長の医師、三宅康史(みやけ・やすふみ)(57)が言う。「救命救急の現場にも高齢化の波が押し寄せている」(敬称略)

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増え続ける高齢者の救急搬送。救命とみとりのはざまで葛藤する医師たちの日々を追った。

 

 

 

明日は1月最後の日ですね。在宅に従事している衣装者の皆さんも事故のないようにきをつけて運転してくださいね・・・