退院時カンファレンスについての雑感

皆さん冬山でのスキーの転倒には十分気をつけてくださいね・・・・・

 

こんにちは、連日退院時カンファレンス参加しています。(昨日は東区の病院、今日は旭ヶ丘の病院です)もちろん患者さんの状態把握、家族の方の病識の捉え方や介護力の評価、それを踏まえて在宅医療チームとの方針確認などが主目的ですが個人的には各病院の構造や雰囲気、受診している患者さんなども見ることができることが非常に面白いなぁと思っています。大体見知っているはずの病院であっても、毎回の退院時カンファの訪問毎に何かしら違った表情を見せてくれることがあります。些細なことですがそんなこともまた日常の楽しい一コマとなっています。

↓○啓会病院の外観です。夕方の4時過ぎでしたがすでに周囲は暗くなってきています。自分としては職員さん帰る頃には辺り真っ暗で少し怖いだろうなーとか余計なこと考えてしまいます。

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↓受付ロビーです。連携室に行く前にしばらく見ていたんですが今秋行う外来にむけて何か工夫(拝借)できるアイデアないか短時間ですが観察させて頂きました。

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さて本日は退院時カンファレンスについて雑感を書いていきます。(本当に雑感ですので内容もあまりないですがご容赦ください)退院時カンファも100回以上出席しているとなんとなーく自分の視点が医師の立場からケアマネさんやSW、訪問看護師さんのそれに変化しているのに最近気が付きました。えぇ、在宅医療に占める医療(医師)の問題って実は10%くらいじゃないかって思っている自分がいるんです。それよりも大事なことってたとえば本当に生活の基本ですが食事の介助だれがするの?配食?とか、動線の確保はできているの?だとか、意思決定のキーパーソンは?成年後見人制度の導入は必要?とか行政の介入依頼する?っているのもあります。はたまた部屋の掃除とか買い物とかどうしていく?とか身障の適応と障害サービスの導入は?とかもありますし・・・・・これまで5年近くずっと退院時カンファ出席→在宅療養の実際を支援及び観察→その後の経過を自分で確認、っていうプロセスを続けてきた結果、その人なりの安定した生活をするためにどうアドバイスした方がいいかって引き出しがとっても多く自分で持てるようになったと思います。だから最近はケアマネさんとかにも積極的に生活支援の方法などアドバイスするようになってきました、何か医師っていうよりコーディネーターのような感じかなって気が自分でもしますが皆さんって退院時カンファに参加し続けてきて何か自分の中で変化してきたことってありますか?どうでしょうか?

まぁこれから5年後にはまたどのような視点に自分が変化しているのか、個人的にも楽しみです。案外在宅医が医療的な問題に注力できるような医療状況に逆になっている可能性もありますよね。5年後の備忘録としてこの記事残しておきたいと思います・・・

 

本日の医療ニュースはこちらです。服薬カレンダーについてスマホなどを利用し将来的にICTを利用して管理していく方向へもっていくような話と自分は認識しています。ただこのカレンダー、大前提としてどのような人が服薬カレンダーを使用するのかってことを考えないといけないと思います。基本的には服薬カレンダーを利用する人=服薬コンプライアンスに問題がある人っていうことですよね。そうならば1日4回にもわけて薬服用するのって・・・・・正直在宅の現場がわかっているのであれば服薬カレンダーを使用する=服薬自体を1日1回もしくは多くても2回にするっていう発想になるような気がするのですが・・・・1回服用ならば服薬時間なんていつでもいいって思いますが・・・皆さんどう考えますか?

Q life pro より

服薬管理カレンダーを開発、在宅医療での実証試験開始へ-神戸大ら http://www.qlifepro.com/news/20170116/to-start-verification-test-at-home-care-medical-administration-calendar.html

訪問薬剤管理指導を行う患者10人を対象として

神戸大学は1月11日、同大学医学部附属病院が、株式会社アインホールディングスおよび大日本印刷株式会社と共に、在宅医療を受けている患者の服薬状況を客観的に確認できる「」の開発と、同カレンダーを用いたエビデンスの構築を目的とする実証試験を開始すると発表した。

画像はリリースより

在宅医療を含む外来治療では、薬による治療で重要となる服用状況の正確な把握について、患者の自己申告や訪問時の事後確認といった不確実な情報に頼らざるを得ないのが現状だ。その結果、誤った服用情報に基づいて不必要な薬を追加したり、不要な残薬が発生しているとされている。

そこで3者は共同で、在宅医療で現在使われている「お薬カレンダー」の形態を変えず、より客観的な服用状況の確認ができる服薬管理カレンダーを開発。今回、そのプロトタイプが完成し、3者共同で、アイン薬局夕張店(北海道夕張市)で訪問薬剤管理指導を行っている患者10人を対象に、1月~3月の期間で実証試験を行い、エビデンスを蓄積して、より使いやすい服薬管理カレンダーの開発につなげていくとしている。

カレンダー裏面の回路で服薬情報を記録、スマートフォンで読み取り

今回は、患者の生活行動を可視化し、医療従事者が診断や処方、指導に活かせるシステム「DNP モニタリングシステム Your Manager」を活用。同カレンダーには、曜日ごとに朝・昼・夕食後、就寝前の4つのポケットがあり、各ポケットに1回服用分の薬が袋に入って1週間分格納されている。

カレンダーの裏面に回路を印刷して各ポケットと電子モジュールの端子をつないでおり、在宅医療を受けている患者がそのポケットから薬の入った袋を取り出すと、取り出したポケットの位置と日時が記録される。このカレンダーにNFC(短距離無線通信の国際標準規格)が搭載されたスマートフォンなどをかざすと、記録された情報を読み取り、スマートフォンの画面に服薬情報として表示するという。

同プロジェクトでは、神戸大学の薬剤部と患者支援センターはシステム評価およびエビデンス構築のための研究計画の立案と解析を担当し、アインホールディングスは実証試験の実施、大日本印刷は服薬管理カレンダーの作成および関連システムの構築と改修を担当する。研究を通じて作成する服薬管理カレンダーの普及に向けて、製品化と販売、供給体制の整備を行っていく予定。(

 

 

でも新しいもの好きな自分としては早く使ってみたいな、とも思っていますので開発期待していまーす。