時間ってすごいですね

明日は小西先生のところのクリニック、見に行きたいと思いますが天気って大丈夫なんでしょうか・・・

 

こんにちは、毎日変わらず訪問継続していますがここ2,3日暑い日が続いていますので患者さんは結構ぐったり気味ですね。点滴するまではないもののクーリング対応の徹底や水分摂取の指導、食事に関してのアドバイスなど訪問すればやっぱり気になることは多々あるので都度本人もしくは家族の方とこまめに話をして対応するようにしています。

さて本日ですが当院の和田先生が市立病院でのデスカンファに参加されています。看取りの対応となった末期癌の患者さんの件でですが、病院の先生とのデスカンファって正直珍しいと思います。明日にでもどんな内容であったか是非教えてもらおうと思います。

開業した5年前には病院の先生と在宅患者さんの症例を軸にカンファする、なーんてほとんどなかったのですがやはり時間のたつのは早いですね・・・自覚がないままでしたが周囲の認識の変化を感じました。

時の流れといえば過去にブログでみせたこの写真・・・・・・

↓当時は一人だった我が家の子供ですが

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先日同じ公園に行ってきましたが今年はこんな風景になりました。(一番右側の子が上の写真の子です)

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うーん、改めてみると時間ってすごいですね・・・・自分も日々の時間をできるだけ意識して無駄に過ごさないように真摯に患者さん診ていきたいと思います。

 

って時間ないから簡単にしか更新できなかったんですが勘弁してくーださい。

きょどった対応

毎日予想しないこと、いろんなことがおきるんですね・・・

 

こんばんは、連日台風の話題などあるとは思いますが皆さん元気に訪問されているでしょうか。本日はちょっと申し訳ない&恥ずかしい失敗してしまいましたのでここで懺悔したいと思います・・・・17時過ぎからのT病院での退院時カンファレンスの後、近くの駐車場で料金精算しているときに後ろから「先生、ひさしぶりですね・・・・」って目の見えないところから声かけられました。

後ろを振り向くと、とても美人な方2人が目の前にいて、そのうちの一人が「先生、お元気ですか?本当に久しぶりなんですね、1年ぶりですよね」ってお話してくれました。自分はその時看取った患者さんの家族だ!とは思ったものの、美人な方2人を目の前に、正直テンパってしまいました・・・・すぐには言葉がでずに「・・・・久しぶりですねー」くらいしか言えずに!!そそくさと会話を終えて立ち去ってしまいましたが・・・・えぇ、その後車の中でゆっくり記憶の引き出しから、その方が家族であった患者さんと、患者さんの経過を思い出しました・・・・・前の訪問診療の先生とちょっとした行き違いがあり当院に紹介になったこと、癌の末期であったけれど本人らしく最後まで自宅で過ごさせてあげたいと、娘さんを中心に家族の方が一生懸命だったこと、なによりそのご自宅から見える札幌の街並みが最高だったこと、訪問看護師さんも1日3回もしくはそれ以上訪問し本人と家族を支えてあげていたこと、などなど・・・・・でも正直自分は今まであんな美人な女の人を相手にプライベートで話したことないので、とてもじゃないですけどいきなり話かけられたら駄目です、不審人物並みのきょどった対応となってしまいました・・・・・ごめんなさい、娘さん。とっても失礼な対応となってしまいました。心から反省しています。(でも仕方ないですす・・・・・)

明日は市内のリハビリのセラピストへの講習会です。少しでも在宅医療に興味をもってもらえるように面白く話したいと思いますがこれから原稿つめて考えたいと思います。

 

 

新規の患者さんのこと、雑感などなど

あっという間に8月も下旬ですね・・・

 

こんにちは、今日も訪問の合間、昼休みにこのブログの記事書いていますが今日は新規の患者さんどの程度当院に紹介がきているのか述べてみたいと思います。

当院に紹介されてくる患者さんは大体6割病院、残りの4割の方がケアマネさんやステーション、ご家族からのご連絡で。また1年の中でも波があって5,6、11、12月はかなり多いんですが例年7、8月は少なくなる傾向が続いていました。ただ今年はそうでもなく8月だけで既に20人も紹介して頂き、また明日も退院時カンファ2件、明後日も1件とアクティビティが落ちることなくむしろ上がってきています。年末はどうなるのかなぁとやや心配もしているのですができる限り自宅で過ごしたい人のお手伝いは継続して行っていきたいと思っています。

さらに患者さんが増えてくると夜間の出動ももちろん増えてきています。今月は夜間往診がこれまでに4件、深夜往診が4件と大体こうしてみると3日に1回は夜に出動していることになりますね・・・・・夜の往診って色んなハプニングも起きるため本当に気を使いますんですよ・・・・って夜間往診について何か記事を書こうかなー、とおもっていたらこんなクリニック東京にはあるのみつけましたのでご紹介します。(TVの放送で皆さん見たでしょうか)

ファーストドクター http://fastdoctor.jp/ HPをみてみるとクリニック紹介がありましたので抜粋します。

 

ファストドクターは、夜間に特化した、医師による医療相談・救急往診サービスです。

①症状をお伺いして、緊急対応の必要性が低いと考えられた場合は、適切な処置をお伝えし、翌朝の医療機関受診をお勧めすることもあります。

②病状が思わしく無く、緊急性が高いと判断された場合は、お近くの救急病院をお伝えします。(初診時選定療養費のご案内も可能です)

③救急病院受診の必要性は低いが、何かしらの処置・治療が必要と考えられる患者さんに対しては救急往診を行います。医師が患者様のご自宅へお伺いし、診察、検査、処置、処方まで行います。(健康保険適応)

 

うーん、毎月診療している患者さんですら夜間の体調変化時の対応は難しいのに、初診で自宅で対応って・・・・・あとこれは保険診療上は通院可能な人にまで往診している可能性大なので(だって予約がスマホですもん、①②の手順を医療者がきちんと判断しているとは思えません)これを厚生局は黙認していいんでしょうか・・・・不特定多数を夜間、深夜にみてあげるなら、往診のスタイルをとるのではなく夜間診療所で診るべきと自分は考えますが皆さんはどう考えますか?利用者の利便性がいいからってこれを保険診療で認めると・・・社会保障費の増加に歯止めがかからなくなるような気がします。厚生局の見解を是非聞きたいですね。

本日紹介する医療ニュースはこちらです。朝日新聞より http://www.asahi.com/articles/ASJ8R2GTMJ8RUBQU003.html?iref=com_apitop

人工呼吸器止まり女性が死亡 大阪・吹田の老人ホーム

2016年8月23日07時44分

大阪府吹田市朝日が丘町の有料老人ホームメディカルリハビリホームくらら吹田」で、入所していた重病の女性(68)が、人工呼吸器が停止した状態で窒息死していたと、大阪府警が22日、発表した。女性は、意識はあったが自発呼吸ができなかったといい、府警は人工呼吸器が停止した経緯を捜査している。

捜査1課によると、20日午後8時20分ごろ、巡回中の女性看護師が、4階の個室にいた女性の顔色が悪くなっていることに気づき、45分後、医師が死亡を確認。人工呼吸器のスイッチが入っていないことがわかり、府警に通報した。女性は同日午後7時ごろに経口で食事をとった時は異状がなかった。司法解剖の結果、同7時20分ごろに窒息死したとみられるという。

女性は筋肉が萎縮する重病で、2014年2月に入所。発見時、所内に看護師が1人、介護職員が7人いた。ホームの運営会社は取材に対し、呼吸器は女性側が個人で持ち込んだもので、過去に不具合などはなかったと説明。「このような事が起こり、家族に申し訳ない。警察の捜査に全面協力し、誠実に対応したい」と話した。

 

札幌でも要介護度や医療依存度の高い人を専門にみる施設などが出てきていますが、やはり病院と違いこのような施設ではみている人が看護師だけではないため、何か間違いがあるとちょっとしたことが事故につながります。今後も同様な事件、実はでてくるのではないかと危惧しています。当院は施設の患者さんはそんなに多くないですが、せめて自分達の診ている患者さんが入っている施設では同様な事故がおきないように注意したいと思います。

 

ってあっという間に昼の訪問の時間がきてしまいました・・・・行ってきまーす

平成30年の医療と介護の診療報酬同時改定資料の検討②

週末はなんだかんだでこまごまと忙しかったんです・・・

 

こんにちは、札幌ではこの2,3日台風接近の影響か雨が時折強く降っていますね。今日は大丈夫そうですがこれを機会に一気に秋モードに突入するんでしょうか・・・天気は自分達にとって結構気になる要素ですんで気にしていきたいと思います。

最近3人体制となった当院のSWさんですが、さらに忙しさに拍車がかかっているようです。患者さん300人近くの対応と医師5人からの要望の調整、一緒に働いている訪問看護ステーションとの調整や各病院や関連事業所との調整など、傍でみていますが座る暇もあんまりなさそうなくらいです・・・・死ぬ気で頑張ってください・・・・・・(こういうところは当院は体育会系なんです・・・・・)

↓↓以下書類の山に囲まれてもうれしそうな?SW三人組です

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さて本日の記事はこれです。一昨日に続き今度は福祉用具と住宅改修についてです。中身を見る限り長期的には福祉用具と住宅改修についてはまず間違いなく自己負担が極端に増えるか、適応が厳しくなるかどちらかは避けられないように思われます。国の社会保障費は有限ですのである程度は予想できますが在宅で生活継続するうえで両者ともかかせないのは間違いのない事実ではあります。両者ともかりに実費負担となった場合、これまで以上に在宅困難→施設へ、との方向性が顕著になるような気がしますが皆さんはどう考えますか?中身をみて各自考えてみてください。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000130774.html より 資料2 福祉用具と住宅改修 http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000130769.pdf から

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さて今週も1週間頑張りましょうか

平成30年の医療と介護の診療報酬同時改定資料の検討①

来年度の産業医の夏季講習、申込みしてみたんですが定員大丈夫でしょうか・・・

 

こんにちは、そろそろ次回の診療報酬改定の資料がぼちぼちでてきていますので、資料をみながらこの先の地域包括ケアや医療介護保険制度について国がどう考え、どういう方向性にしていきたいと考えているのか、個人的に先読みしていきたいと思います。間違っている可能性ありますので全面的に自分を信用しないでくださいね。資料をみて自分の思ったことを書くだけですので・・・・

今回は今話題になっている軽度者への介護保険についての資料を提示しますのでみなさんも確認してみてください。

第60回社会保障審議会介護保険部会資料(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000130774.html)の資料1軽度者への支援のあり方(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000130768.pdf)から抜粋します。

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今回資料をみて感じたこと以下に列挙・・・

①軽度者への介護保険の在り方は、体力維持などのリハビリに特化した形か医療サービス提供のための訪問看護など、医療系のサービス提供に特化した形に将来なるのではないか

②現在の生活支援はそのうちにボランティアや民間の制度の利用など、介護保険の枠内からは外れることになるだろう。(もしくは自己負担が5割になるとか)

③平成29年3月の経過措置後各市町村での対応はそれまでの国のものとはすぐにはかわらないのではないかと考えるが、平成30年にあわせては必ず各市長村において提供するサービスの内容に変化はでるだろう、その結果は現時点での限界集落の過疎化はさらに進行→北海道では高齢人口のさらなる札幌への一極集中が加速するのではないだろうか

皆さんはどう考えますか?明日も他の資料をみてみたいと思います。

歓迎会から始まった1週間でした

あっという間にお盆もすぎてしまったんですね・・・・・

 

こんばんは、8月上旬はいつも通り訪問診療の仕事はしていたんですが、ブログ更新に関しては夏休みとなっておりました。いいですね、夏休みって響き・・・全然仕事は普通にありますし、こなしていたんですがブログだけでも夏休みを口実に休めると、精神的には”ああ、本当に夏休みって解放感あるな”って思えます。来年も8月はゆっくりすることを固く誓いました・・・っていうことで充電は十分ですのでしばらくまた連日更新に戻りたいと思います。

さて現在の自分ですが来週のミニ講演会にむけての資料を作成中です。病院やステーションで働くリハビリのセラピストさん向けのものなんですが1時間30くらいの持ち時間とのこと・・・・うーん、在宅医療の何を教えてあげればいいんだろうかと思案していましたが、大体以下のような感じでいこうかと現時点では思っています。

①札幌の在宅医療の現状について

②病院側から求められている在宅医療とはなんだろうか?

③在宅医療者が病院医療者に求めていることはなんだろうか?

④在宅の現場で患者に必要とされるセラピストとは

⑤在宅の現場で他職種に必要とされるセラピストとは

⑥これからの医療情勢の中でセラピストに求められるもの

レジメこれからつくりますが・・・・うーん、どの程度のボリュームになるか全く自分でもわかりません・・・頑張りたいと思います。札幌の在宅医療の現場で何が必要とされているのか、声をだして周囲に理解してもらうことは大事です。来年にかけてこのような場があれば積極的に出ていきたいと思います。

 

さて気になる医療ニュースを紹介、在宅医療推進に関して各立場がどのように考えているかが簡単にわかる記事だと思います。図らずもこの記事の作者が文末に述べられているように・・・・・・・中略<果たして「自宅で最期を迎えたい」と、将来考えるのだろうか?(今は考えていないので)>っていうのが大多数の人の意見ではないでしょうか。自分達が逆の立場になったときどう思うのか・・・・急性期病院や慢性期、長期療養病院のみならず施設や特養なども見てきた自分としては、自宅で最後まで過ごす、過ごすことができるって人間としての自由な生き方が最大限尊重されているのではないかと思います。自分だったらどうしたいのかって多くの人が切実に考えなければいけない問題ですよね。

ワタキューメディカルニュースより http://www.watakyu.jp/archives/4164

No.585 在宅医療の普及啓発策などを議論 厚労省の全国在宅医療会議が初会合

 

■在宅医療に絞って議論する会議は厚労省として初めて

厚生労働省の在宅医療の提供者、学識経験者、行政からなる「全国在宅医療会議」の初会合が7月6日に開かれ、在宅医療の特性を踏まえた臨床評価指標と、在宅医療に関する国民への普及啓発のあり方などについて検討を始めた。座長には、大島伸一・国立長寿医療研究センター名誉総長、座長代理には、新田国夫・日本在宅ケアアライアンス議長がそれぞれ就任。今年9月に、①在宅医療の特性を踏まえた評価方法の検討、②在宅医療の普及啓発の在り方の検討についてのワーキンググループを設置し、年明けに第2回会合を行い、3月には重点分野の確認を行う予定

 

在宅医療は、医療計画の「5疾病・5事業および在宅医療」として位置付けられているが、時間的には間に合わないため、2018年度からの医療計画策定の基本指針に盛り込まないが、 在宅医療は、地域医療構想と地域包括ケアシステムの推進のカギとなる。在宅医療推進について診療報酬などで対応してきたが、厚労省は、本会議発足の背景として、「国民に対して、在宅医療が生活の質の向上に資する具体的な効果を必ずしも示すことはできなかった」などをあげている。在宅医療の臨床評価指標などを策定し、在宅医療の「見える化」を進め、利用する国民にとって、どんなメリットがあるかについて普及啓発していくことが、本会議の主たる狙いだ(図1 地域包括ケアシステムにおける在宅医療推進体制)。

 

会議の冒頭、厚労省の椎葉茂樹・医政担当審議官は、「在宅医療に絞って議論するのは、厚労省としては初めて。人生の最期を迎える場所として、在宅を希望しても、必ずしも実現しない中、在宅医療の提供者、学識経験者、行政が、三位一体となり、在宅医療の推進と国民への普及啓発に取り組んでいきたい」などと同会議の趣旨を説明した。

 

■国民だけなく医療提供者への普及啓発も

9月に発足するワーキンググループで取り上げる「重点分野」として、厚労省は、①在宅医療の特性を踏まえた評価手法の検討、②在宅医療に関する普及啓発の在り方の検討-の2つをあげている。団塊の世代の全てが75歳以上となる2025年に向けて、政府は病院・病床の機能分化・連携を推進するための地域医療構想や、地域包括ケアシステムの構築を進めている。地域医療構想では「療養病棟に入院する医療区分1の患者の70%が在宅に移行する」ことになる。

しかし、現実には、①エビデンスに基づく「在宅医療のメリット(QOL向上など)」が明確ではなく(国民がメリットを感じていない)、②医療者側には「在宅医療の推進は、医療費削減にある」という警戒感がある、③在宅医療は小規模な組織体制で提供されており、その考え方や手法は標準化されておらず、医療者側の取り組みもまちまちである、④国民の多くは、自宅で最期を迎えたいとの希望を持っているが、家族の負担を考慮し、実際には入院から自宅への移行は多くない-などの課題がある。同会議では、こうした課題を解消するため、在宅医療に関する既存のデータ等を集積するほか、新たにデータを収集・分析、在宅医療の普及啓発に当たっての課題を整理し、効果的な情報発信の方策を検討していくことになった。

 

初会合では、在宅医療に関する「重点分野」としてあげられたそのほかのキーワードは、小児や精神障害者の在宅医療、在宅医療の専門医、訪問看護、ショートステイ、ターミナルケア、看取り(特にへき地、過疎地域)、緩和ケア、健康サポート薬局、在宅療養支援歯科診療所、在宅医療を提供する施設等のデータベース多数など、多岐にわたっている。

関係者のコメント

 

<政府の在宅医療推進の本音は?:在宅医療の推進には、既存の法規制の緩和が必要>

政府が今年6月2日に閣議決定した規制改革実施計画の中で、在宅での穏やかな看取りを推進するために「医師による対面での死後観察によらずとも死亡診断を行える」旨の緩和を行うことが指示された。この点について6月末に医療団体の会合で講演を行った厚労省医政局の神田裕二局長は、「医師による死後観察は必要である」点を確認する一方で、「年間の死亡者が160万人に達しようとする中で、看取りのために当直体制を整備することが現実的であろうか」とも指摘しており、規制緩和内容には一定の合理性がある旨の考えを述べた。看取り問題1つをとっても、在宅医療の推進には、従来の法規制の壁にぶつかることになり、規制緩和に反対する医師会や医学会からの反発が予想される。

 

<鈴木日医常任理事:「在宅医療は『かかりつけ医』の延長であるべき」>

全国会議の日本医師会代表の鈴木邦彦常任理事は、「在宅医療は『かかりつけ医』の延長であるべき」と述べ、日医として在宅医療に携わる医師向けの研修会の開催など、かかりつけ医が主体となった在宅医療を進めていくことを改めて強調した。

 

<城谷日本在宅医療学会理事長:「在宅医療で看取りが占める役割は拡大」>

同じく全国会議のメンバーで、都内に2カ所の診療所と横浜市内で在宅医療専門の診療所1カ所を運営する城谷典保日本在宅医療学会理事長は、「在宅医療では、年々看取りが占める役割は大きくなっているが、看取りへの体制が不十分ではないか」と述べている。ちなみに、同氏が運営する鴻鵠会睦町クリニックは、年間2943人の訪問診療を行い、死亡者は129人。そのうち、在宅での看取りは70人で、在宅看取りは半数以上を占める。今年秋には、横浜市内に在宅医療がん専門の診療所を開設する予定だ。

 

<早坂医療福祉協会長:「病院勤務医も在宅医療に関心を」>

在宅医療を支える職能団体の1つである日本医療社会福祉協会の早坂由美子会長は、「病院の勤務医らが、在宅のイメージを持ち、患者に選択肢として提供できるか検討すべき」と、地域の診療所医師だけでなく、病院勤務医も在宅医療に関心を持つべきだと強調している。

 

<山口COML理事長のコメント:「在宅医療の体制が十分でない」>

NPO法人COMLの山口育子理事長は、「高齢者が増えるということは、今よりさらに病院で完結する医療から地域で完結する医療が求められる。そのためには、地域包括ケアや在宅医療の充実が欠かせない。しかし、在宅医療の体制は未だ充実していない。COMLの電話相談にも、退院後のケアについて十分な説明がなく、『まだ治っていないのに転院を勧められた』という声がよく届く」などと、在宅医療の体制が十分でないと指摘する。(COML患者塾より)

 

<病院勤務医の声:「患者の入院前や退院後の生活に考えが及ばない」>

宮崎県の公立病院の勤務医の声:なぜ勤務医は、在宅医療など地域医療連携の障壁になっているのか。①病気そのものしか見えておらず、患者の入院前や退院後の生活に考えが及ばない。②医師の発言は患者家族には決定的である.「この状態なら家に帰れない」と言われたら在宅医療は難しい。③積極的治療からの方針転換ができず、その後の指針が示せない-などが考えられる。(日本医師会ホームページ「勤務医のひろば」より)。

 

<訪問看護師の声:「スキルアップ図るには最初は病棟看護師から」>

首都圏の訪問看護ステーションに勤務する30歳前の看護師。「訪問看護師の仕事は医療、介護など多面的な業務を要求される割に、待遇がいまひとつ。看護師としてスキルアップを図る点でも、最初は病棟看護師になったほうがいい」と新人看護師にアドバイスする。その背景には、昨年4月の介護報酬の改定で訪問看護ステーションの介護報酬は減額。一方で、医療機関の訪問看護の報酬は増額になっており、国の推進する在宅医療の拡充にはチグハグなところがあるようだ。

 

<在宅医療に不安抱く患者の家族:「末期がんの患者が在宅で過ごすには不安が…」>

「『必要な時には入院する病院を必ず確保しておきます』と在宅緩和ケアを勧める病院の方は言うが、現実には、そのような病院はまだ数が少ない。本当に頼っていいのか不安だ」と、末期がん患者さんを抱える家族は語る。「在宅看取り」に関する国民への啓発活動と医療機関側の対応は、在宅医療推進のキーポイントである。

 

<マスメディアの論調:看取り体制の充実、在宅医療に対する“思い込み”を質す意見>

在宅医療全国会議の初会合を巡るマスメディアの論調には、「高齢者の多くは自宅での最期を望んでいるが、在宅で看取りを行う医療機関は5%程度に過ぎない。終末期まで支える体制作りを」といった在宅医療での看取りの体制作りを求める意見(B紙)。「在宅医療の目的とは、自宅での暮らしを支えるものだ」「在宅医療が拡充されれば、効率化が実現して社会保障費の節約になる」「在宅医療は診療所がやるものであって、急性期病院には役割がない」という在宅医療を巡る3つの誤解をあげ、在宅医療に対する“思い込み”を質す意見(A紙)-などがみられた。

事務局のひとりごと

 

人生の最期は大事な人々に囲まれて、「いい人生だったな」と思いながら静かに息を引き取りたい…。

確かにそれが実現できれば、あの世へ行く本人としてはとても幸せなことだと思う。

 

厚生労働省が発表した最新のデータ(※1)によれば、我が国の平均寿命は男女ともに過去最高を更新したそうだ。男性が4年連続で80.79年、女性が3年連続で87.05死因のランキングでは、ここ数年不動の順位だが、男女ともに1悪性新生物、2心疾患、3肺炎、4脳血管疾患ということだ。しかし、これらの死亡状況が改善したため、結果として平均寿命は最高を更新した。医学が病気を克服、とまではいかないが、これはやはり、医学の進歩による要因が大きいといって差し支えないだろう。

 

 共同通信社の記事(2016年7月26日(火)付)によれば、全国の自治体のうち3割にあたる552市町村では、昨年3月末現在、病気や高齢のため自宅ですごす患者を医師らが訪問して治療する「在宅療養支援診療所」(在支診)がないことが厚生労働省の集計で分かったという。

今回のテーマである在宅医療の推進は、先に出てきた幸せな人生の最期を迎えるにあたっては、必ずや向き合わなければいけないテーマである。

同社の同じ記事によると、国の調査によれば、「自宅で最期を迎えたい」と考えている国民は半数以上いるのだそうだ。それに対し、在宅療養を支える基盤は整っていない現状が浮かび上がったという(※2)。自宅で亡くなる人の割合に自治体間で大きな差があり、こうした医療体制のばらつきが一因として見られるのだそうだ。そして先の在支診の数は西高東低で、西日本の方が医療資源が多く、さらに「在宅みとり」の取り組みには在支診のなかで4割程度は年間に1件もみとりを実施していないという。

 

 お役人はこの状況を打破し、「在宅みとり」を広げていきたいのだ錦の御旗は「半数以上の国民の希望」を叶えんがため、そして増加の一途をたどる社会保障給付費の伸びを抑制するために。

 

最後に、このコーナーは「ひとりごと」なので、あくまで事務局の1人がひとりごちているにすぎないのだと笑い飛ばしてくだされば結構だが、疑問を4つ挙げて締め括りとしたい。

 

疑問① 国民の2人に1人の割合で、「自宅で最期を迎えたい」という半数以上の国民。その年齢構成はどうなっているのだろうか?

 

疑問② 仮にその半数以上の方々の年齢が高齢者に偏っていた場合、若年層はどうしてそう思わなかったのだろうか。自分がみとる側にいることを想定してしまい、とてもではないが自宅で家族の最期を迎える数日間の体制や自らの境遇を考えると、病院や施設でみとられる方が理にかなっている、と考えたからのではないか。

 

疑問③ 在宅医療を推進すること自体、勿論結構なことだが、白旗を挙げる自治体があったとしても、それはそれで(その地域の住民も含めた)自治体が選択した結果であり、しょうがないのではないか。果たして国はそれを許してくれるのだろうか。

 

疑問④ 筆者は大事な人に囲まれたいとは思っているものの、果たして「自宅で最期を迎えたい」と、将来考えるのだろうか?(今は考えていないので)(※3)

 

 

 

ちなみに新しいSWさんの第一回歓迎会は下の写真のように嵐の中のビアガーデンでした!!って月曜は飲み会から始まったハードな1週間でした・・・

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MSW増員決まりました!

みなさん、いつも大変お世話になっています。

表題にあるように、募集をしていたMSWがついに決まりました!これで無事に3人体制で動いていけることになります。(相談していた皆さん、ご協力ありがとうございました!)

近江さんと言いまして、もともと地域包括支援センターで働いていた方です。
当院は、MSWといっても病院の動きとはやはり少し違います。
地域に根差した動きや、連携先も例えば医療機関であったら基幹病院だけでなく地域のクリニックとも連携を図る必要があります。
病院で働いているだけではなかなか難しいことや、初めて対応するような内容もあり、わからないことも多いのですが、もともとそういった分野で働いていた人のノウハウが加わることになるので、とても心強く思っています。

実は今週の月曜日からもう来てもらっています。少しの間は内部にいて学んでもらうことがありますが、早い時期にフットワーク軽く動いていけるようにしていきたいので、引き続き連携の程、どうぞよろしくお願いいたします。

ブログ更新は夏休みバージョンです

すっかり更新しないのが習慣になってしまいました・・・

 

こんにちは、8月の札幌、異常に暑いですね。皆さん大丈夫でしょうか。この季節、子供達も夏休み・・・・クリニックでは自分達は通常通り仕事はしていますが、ブログ更新頻度は夏休みバージョンで少し間隔あけてやっていきたいともいます。

さて昨今の札幌の在宅医療についてですが、何か役に立つ情報ないかなって探していましたが、こんな情報がありました。

厚生労働省より http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000132194.html

第一回 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ

中身については・・・・実はまだみていないんです。でも資料自体は3部構成なのでこれからゆっくり時間みつけて読んでみたいと思います。中身みたら再度更新しまーす。時間ある方先に読んでみてください。何か感想あればコメント投稿してもらってもいいですし。

とのことで短時間での更新ですがまずは診察行ってきます。

 

ってやっぱり休み中は切れ味のない記事ですね・・・・