引っ越し業者さん、是非スカウトしてください・・・・
藤野から盤珪へぬける道、すごい車酔いしますね。
こんにちは、今週ですがいつもより多い4人で診療回っています。自分、加藤先生、診療同行看護師の菅原さんと柏葉さんですが多人数で診療回るって悪くないですね。今日ですがとある癌末期の患者さんの自宅でどうしても室内の環境整備の必要性があってソファを移動することとなりました。もちろんするのは僕と加藤先生です・・・・
そのソファこんな感じのものでした。↓↓↓
こんな感じの結構重さあるソファ、二人で居間から隣のお部屋まで頑張ってかついで移動させました。ええ、訪問診療ってこんなこともやるんです、クロ○コとかサ○イとかの引っ越し業者さん、是非スカウトしてください・・・・
よく他の事業所の訪問看護師さんとか介護士さんとかとカンファレンスやると「患者さんの支援はしますが、実際に自分の職域を超えてする仕事に関してはしたほうがいいのでしょうか?どうしたらいいんでしょうか?」とかって質問がくることがあるんですが、個人的には在宅に関わる職種は生活全般に関する支援はなんでもしてあげてもいいんじゃないかなって思います。自分の診療の時も同行看護師の○原さんがご飯の用意してあげている在宅患者さん、実際にいます。それが医者の仕事?って聞かれると違うと思いますが、目の前の患者さんのためにできることはやってあげること、人として普通だと思いますがどうでしょうか?
特に訪問看護師さんにお願いしたいのは自分で<訪問看護の仕事はこれをすること>って枠をきめるのではなく、あくまで患者さんの生活を支えるための訪問看護であるので何をしてあげるのがその人にとって一番必要なことなのか、常に自問自答してもらいたいですね。
本日の紹介したいニュースはこれです。札幌でもこのような活動広がればいいですね。当院は現在マンションの1部屋を使用していますが将来的にはこんなことができる場所、確保したいと思います。できるだけ早く検討していきたいと切実に思っています。
毎日新聞より https://www.m3.com/news/general/434169
「できるだけ自宅で」願い 病院と連携、患者・家族に安らぎの場 早良区のグループ「手と手」 /福岡
「ホスピス広がって」
難病やがんの患者らにくつろぎながら会話を楽しんでもらうなど貴重な時間を有意義に過ごしてもらい、その家族には安らげる時をつくろうと、病院と連携して在宅ホスピスなどの活動に取り組むグループがある。在宅ホスピスボランティアの会「手と手」(早良区内野)。代表の林和恵さん(59)は「患者さんや家族の息抜きの場として多くの病院でデイホスピスや在宅ホスピスを取り入れてほしい」と活動が広がることを願っている。【末永麻裕】
「手と手」は、林さんと副代表の峰平あけみさん(58)がそれぞれ両親と夫を自宅や病院でみとった経験から2010年に発足した。林さんは両親を自宅で介護するため休職するなど在宅でみとる難しさを痛感した。峰平さんの夫は中皮腫で入院が長く、自宅に戻った時のほっとした姿に「できるだけ自宅で過ごしてほしい」と思った。夫は自宅でみとることはできなかったが「同じ思いをしている人の手助けをしたい」と始めた。
活動は、にのさかクリニック(早良区野芥)の二ノ坂保喜院長らと連携。重篤な患者の在宅ホスピスでは呼吸やせき、トイレの回数などを記録し、変化があればすぐに病院へ連絡をする。話ができる患者の話し相手になり、外出許可がでれば外出や散歩に付き添うことも。林さんは「何を話せばいいか最初は悩んだ。でも次第に笑顔や明るさに救われ、楽しく話せるようになった」。患者の死に直面することもあるが、林さんは「見送る患者さんに『あなたと友達になれてよかった。ありがとう』と感謝され、また新たな患者さんのケアに向かうことができた」と話す。
また、患者が通ってくるデイホスピスは、にのさかクリニックで月2回開いている。名付けて「カフェひまわり」。今月2日のカフェには、にぎやかな話し声と音楽療法士によるピアノ演奏が響いていた。神経障害や認知症などの患者10人の両脇にボランティアが座り、なごやかに話ながら昼食を介助。演奏に合わせて合唱し「ここに来るとみんなに会えて楽しいね」「毎月楽しみにしている。みんなでごはんを食べるとおいしいね」と会話に花が咲いていた。
峰平さんは「在宅ホスピスもデイホスピスもまだ知られていない。最期を自宅で過ごしたいという患者さんと家族のため取り組むボランティアや病院が増えてほしい」と願う。
って今になって久しぶりに運動したので筋肉痛が早くもでてきているんです・・・・・