公開日:2015年10月06日
入院時コミュニケーション支援制度の対象者を拡大?
月曜も定期の訪問診療に伺った患者さん宅で広報札幌をみせてもらいました。そこには10月P28ページ下段に小さく「入院時コミュニケーション支援制度の対象者を拡大」と記載ありました。(http://hokkaido-book.com/koho/index.php 広報札幌P28)内容は<重度の身体障害者の入院時に、普段介助しているヘルパーを派遣する入院時コミュニケーション支援制度が、10月から意思疎通が困難な重度の知的・精神障害者も利用できるようになります>とのこと。診察に行っている患者さんは食事の食べさせ方が慣れるまで結構大変で、さらに時間がかかるため、これまではレスパイトのために入院やショート中に食事摂取ができなくなり家族の介護負担が高くなっていました。
制度の詳細についてはこれから札幌市に確認するようです。でも人にとってはかなり重要な情報を広報誌に小さくのせるだけでなく、もっときちんとアナウンスする方法があってもいいような気がしますが・・・・・・。制度としてはうれしい制度ですが、役所の申請主義というかおざなりな対応にちょびっと残念に思った一日でした。
追記:札幌市にはPA(パーソナルアシスタント)制度もあってその制度の利用となるようです。家族の方がどれだけこの制度をきちんと理解して使いこなせるようになるのか・・・・・まずは自分がきちんと理解してみたいとおもいます。https://www.city.sapporo.jp/shogaifukushi/jiritsushien/1-4_pa.html