札幌の在宅医師の組織化のための”在宅医療協議会”設立総会に参加してきました

昨日29日の夜、札幌の在宅医療に関わる医師の組織”在宅医療協議会”設立総会に参加してきました。日頃から地域包括ケアのために尽力されている坂本先生を中心に本当に各区の熱心な先生が集まられており(昨日は100名以上の在宅医、後方支援病院の先生が参加されていました)これから実のある活動が始まるのではないかと期待しています。自分は特に幹事などにもなっていませんが、会の一員として実際の診療で真摯に活動していくことで地域とこの会の皆さんに貢献したいと思っています。以下の組織の簡単な概要をご紹介します。(手打ちですので間違っていたらすいません)

 

札幌市在宅医療協議会

会長:坂本仁(西区 坂本医院) 副会長:矢崎一雄(中央区 静命館診療所)、小嶋一(手稲区 手稲渓仁会家庭医療クリニック)、他

幹事:山岸雅彦(中央区 明日佳病院)、高橋貴美子(中央区 中央ファミリークリニック)、西川就(北区 さっぽろ在宅医療クリニック)、鈴木眞一郎(東区 鈴木内科循環器クリニック)、平澤路生(東区 平澤内科呼吸器科クリニック)、三木敏嗣(東区 みきファミリークリニック)、松田諭(東区 栄町ファミリークリニック)、鈴木ひとみ(東区 勤医協伏古10条クリニック)、渋谷直道(白石区 勤医協札幌病院)、藤間祐紀(白石区 新幌クリニック)、堀元進(豊平区 旭町医院)、鈴木研一(豊平区 緑の街診療所)、高橋大賀(厚別区 札幌ひばりが丘病院)、吉崎秀夫(清田区 札幌在宅クリニックそよ風)、吉澤朝弘(西区 勤医協札幌西区病院)、百石雅哉(西区 百石内科循環器内科クリニック)、その他

監事:藤原秀俊(手稲区 札幌秀友会病院)、前野宏(白石区 ホームケアクリニック札幌)

設立趣意:過去約100年、日本の健康観は「疾病がない」ことが目標でありましたが、21世紀に入り、自ら「より良き人生と良い死」をいかに選択するかという価値観へと変化してきました。その背景として、社会が高齢化し、感染症の時代から生活習慣病の時代となり、さらに老人病、認知症、寝たきりの時代に転換してきていることがあげられます。それは、「病を治す」ことから「生活を支える」ことへの転換でもあります。地域では、複数の慢性疾患を抱えながら暮らす人々が著しく増加しております。しかし、現在の日本の医療体制は医療と社会的ケアが断片化し、その連続性が欠如していることが大きな問題であります。この連続性を維持することが現在の「在宅医療」の役割と思われます。そこで、現に在宅医療に真摯に携わっている医師、およびこれから携わる医師、そして、それを後方支援や、入退院の調整など様々な形で関わり、支えている医師とともに、地域での質の良い在宅医療と市民が安心できる生活の実現に寄与することを目的とした組織の設立が求められております。このような状況を鑑み、このたび、1)在宅医療を提供する医師の組織化と質の向上、2)在宅看取りの支援と後方支援体制の構築、3)他職種連携に精通すること、4)札幌市の地域包括ケアシステム構築に寄与すること、を目的とした札幌在宅医療協議会を設立するものといたします。当面の活動は1)良質な在宅医療を提供する人材育成として、地域医療に携わる医師への在宅医療の研修、在宅医療マニュアルの作成、訪問診療の同行研修など、2)在宅看取りの支援について、緊急時の24時間連携体制の検討、後方支援病院との関係強化の実践(急性期病院医師の在宅医療への理解拡大、各地域における基幹病院との病診連携体制強化)など、3)市民への啓発、などであります。

以上 昨日の会合の要旨でした。