公開日:2018年07月31日

これからは病院が在宅医療に本格的に取り組む時代がやってくる。

こんにちは、札幌の在宅療養支援診療所の医師@今井です。

昨日は西円山病院さんで1時間ばかし講演をさせて頂きました。

内容としては「これからの在宅医療において病院の果たすべき役割」という題名で病院がこれから在宅医療にどう取り組むべきかということをちょびっとお伝えしています。

↓スライドの一部

 

とまあこんな内容で病院はこれから在宅医療のバックアップをするだけでなく、自ら訪問診療や訪問看護をやらないといけないよ、っていうことをお伝えしました。

地域包括ケア病棟からの訪問看護も必須になるでしょうし、外来患者さんの減少分を病院も訪問診療で補わなければ生き残っていけないでしょう・・・・

また地域としても在宅クリニックやステーションのみでは将来的に需要に答えられず、早急に病院が在宅医療に取り組む姿勢をみせないと地域医療自体が成り立たなくなるのは明白です。

 

西円山病院の浦先生とお話ししたところ在宅医療に取り組む事について決して消極的ではない印象でしたので、当院として地域のために病院が在宅医療に取り組むことをできるだけバックアップしたいと思います。

・・・・在宅医療のプレイヤーが増えるのは診療所の経営にとって大丈夫ですか?って声も聞こえそうですが、自分としてはもうそんなことを言ってられない状況が将来的におこりそうだと思っているのであんまり気にしていないです。

さらに病院が在宅医療をやると、診療所が在宅医療をやる意義とはなんぞや?っていうさらに深い問いをしなければいけなくなるので必然的に医療の質も向上することになるでしょうから、結局は患者さんにとっては+に働きますよね。

 

病院が在宅医療を行う時代、そう遠くない時代にくると思っていますが皆さんはどう考えますか?

 

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