施設への訪問診療について
1日が終わるのは早いですね・・・
こんにちは、当院の訪問診療ですが原則診療の依頼があれば受けるようにはしていますが、どうしてもお断りすることもあります。それは施設への訪問診療です。これはこの2年くらいの診療報酬の改定で施設への訪問診療の点数が下がっているからでしょ?とかとかもちろん関係なく、元々当院は開業した6年前から重症度の高い居宅の患者さんにできるだけ特化した訪問診療をやっていこう!と決めていたからです。(やっぱり在宅って患者さんと家族をみて診療したいっていうのが在宅医の希望でもあるのです)なので施設への診療の依頼に関しては①どうしても困ってしまってどうしようもない状況で当院しか対応できない場合②癌末期などの特別な事情、もしくは看取りが前提で他の在宅クリニックが対応できない場合③個人的に依頼された場合、のみ最近は受け入れています。
当院は現在医師6人体制で診療していますが、基本的には癌の末期の患者さん、神経難病、認知症、脳血管障害、COPDなどの呼吸器疾患など医療依存度や介護の問題が複雑に絡んでいる患者さんを積極的に支援する体制をとっています。特に癌の末期の患者さんに関しては16日から開始する外来診療でも、従来の在宅医療でも、どちらでも積極的に診療していく予定ですので気軽に受診や相談のご連絡をくださいね。施設への診療は居宅の患者さんへ全力を注ぐために控えざるを得ない状況ですのでご理解ください。
さて本日の気になる医療ニュースはこちらです。第21回 社会保障ワーキング・グループの資料の中で今後の社会保障体制について議論されている資料がありましたので提示致します。何度もこれまでのブログでも言ってきていますが、これらの公的資料を読み込むことで見えてくる未来があるはずです。何が見えてどう行動するのか、一緒に考えていけたらと思っています。
第21回 社会保障ワーキング・グループ http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg1/291006/agenda.html から 資料1 社会保障WGの今後の検討課題について http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg1/291006/shiryou1.pdf より
さて今日はこれから来週のスケジュール再確認していかないと・・・・色々抜け落ちていそうな感あるので最終チェックですね・・・