公開日:2026年10月17日

AI時代の付加価値とは?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です

先日、当法人の顧問社労士の先生方お二人と食事をする機会がありました。
医療機関の現状と今後について情報共有をさせて頂きつつ、社労士の先生方の”界隈”のお話もゆっくり伺うことができました。普段は労務の相談ばかりなので、こういう時間は本当に貴重です・・・

その中で今井がとても気になったのが、
「AIが普及してきた時、自分たちはどう付加価値をつけるのか??」
というテーマです。

お二人曰く、
「自分たちは圧倒的に経験を重ねてきた。だからこそ今後は、顧問先の”先を見る”ことをもっとお手伝いしていきたい。次のステージで何が起きるのか、そのために今何を準備すべきなのか、経験に基づいて具体的に伝えていきたい。単純作業はAIに任せて、もっともっと顧客の会社さんの立場に沿った形でサービスを提供し、事業所運営をやっていきたいと思っています」
とのことでした。

いや〜、かっこいいですね(^^♪

AIは「過去」と「問い」には強い!!

確かにAIは、振り返り(データの整理や分析)をしたり、投げかけた問いに答えを出したりするのは本当に強いです。今井も経営課題や資料の整理等で日々お世話になっています。

でも、
「この事業所にこの先何が起きるのか」
「だから今、何を準備しておくべきなのか」
を予測するのは、まだまだ人間には敵わないですよね。なぜなら、そこには数字に出てこない情報がたくさん詰まっているからです。

①その職場の空気感や人間関係
②経営者が本当は何に悩んでいるのか(口には出さないこと)
③地域や業界の”肌感覚”での変化
④過去に似たケースでどうなったかという、生身の経験
これらはデータベースには載っていません。現場に足を運び、顔を合わせ、時には一緒にご飯を食べながら(笑)拾っていくものだと思うんです。

在宅医療に似ているな??

話を聞きながら、今井はずっと「これって在宅医の仕事そのものだなぁ」と思っていました。

在宅医療で大切なのは、目の前の症状に対応することだけではありません。
「この方は、この先どんな経過をたどりそうか」
「ご家族は、その時どんなことで困りそうか」
「だから今のうちに、何を話しておき、何を準備しておくか」
を先回りして考え、患者さんやご家族と共有していくこと。これこそが在宅医の腕の見せどころだと思っています。

年間法人全体で約200件近い在宅看取りに関わらせて頂く中で感じるのは、「先が見えている」ことの安心感の大きさです。
「そろそろこういう変化が出てきますよ」「その時はこうすれば大丈夫ですよ」と事前にお伝えできているだけで、ご家族の不安は全然違います。逆もまたしかりでその場合は不安感が強くなります。

検査値や画像から経過を推定するのは、これからAIがどんどん得意になっていくでしょう。
でも、「このご家族なら、ここでこう揺れるだろうな」「このおばあちゃんは、本当は家で最期を迎えたいと思っているな」という見立ては、何度もお宅に伺い、顔を見て、話を聞いて、初めてできるものです。

〇AIに任せられることは、どんどん任せる
〇空いた時間とエネルギーを「先を見る」「寄り添う」ことに注ぐ
〇経験は、未来を予測するための一番の資産になる

これは社労士さんも医師も、そしておそらく他のどの業界でも同じなのかもしれませんね。

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なーんてことを食事会を終えて帰路につく途中に考えていましたよ。皆さんはAIが今以上に普及してきた時に生き残る術は考えていますか?よければ考えてみてくださいね(^^♪

 

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