公開日:2026年09月19日

年齢とともに変わる”自分の限界”を理解する

こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です

今日は少し自己観察的な話を書いてみようと思います(^^♪

最近、気づいたこと

46歳になって、改めて実感していることがあります。

睡眠時間が5時間を切ると、日中のパフォーマンスが明らかに落ちる!

20代・30代の頃は「睡眠なんて4時間あれば十分」くらいの感覚で働いていました。夜中まで仕事して、翌朝から普通に外来をこなして、そのまま訪問診療に出る——それができていた。

でも今はちょっと違ってきた・・・

睡眠が5時間を切ると、午後の回診で集中力が続かない。判断が少し遅くなる感覚がある。患者さんとの会話で「いつもより聞けていないな」と自分で気づく瞬間がある。体は正直だなと。

皆さんもそんな経験ありませんか??

変化する「自分の限界」を知るということ

これ、言葉にすると当たり前のことですが、意外と難しいんですよね。

個人的には今まで昭和のスポ根よろしく「まだ大丈夫」「何とかなる」「自分が休んだら誰がやるのか」——こういう思考が身体に染み付いているんで・・・

でも冷静に考えると、睡眠不足、判断力低下の医師が診療をすることは、患者さんにとってのリスクでもあります。

年齢とともに変化する自分の限界を知ることは、自分のためだけでなく、患者さんのためでもある——そう考えるようになってから、睡眠に対する意識がちょっとだけ変わりました。

限界は「弱さ」ではない

「自分の限界を認める」ことを、弱さと感じる人、いませんか??(^^♪

でもそれは違いますよね?

自分の限界を正確に把握している人は、その限界内で最大のパフォーマンスを出し続けられる。限界を無視して突っ走る人は、短期的には頑張れても、どこかで必ず崩れる。

長く走り続けるために、自分の限界をきちんと知ることは必須の能力だと思っています。

マラソンで言えば「自分のペース」を知っているランナーが、最終的にゴールできる。最初から全力で飛ばすランナーは、途中でバテる。

地域での医療は長距離走です。今日だけ頑張れればいいわけじゃない。5年後、10年後も患者さんのそばにいるために、今の自分のペースを知っておくことが大事だと感じていますよ(^^♪

「限界を知る」ために必要なこと

では自分の限界を知るにはどうするか。今井が意識していることがいくつかあります↓

〇 数字で把握する

「なんとなく疲れた」ではなく「睡眠5時間以下の翌日はパフォーマンスが落ちる」という具体的な数字で把握する。自分の体を客観的に理解するためには数字での指標って結構大事ですよね。

〇 「サイン」を見逃さない

体や頭が出しているサインを無視しない。「今日は判断が遅い気がする」「いつもより集中できていない」——こういう自己観察を習慣にすることが、限界を知る第一歩かなと。

〇 「まだいける」を疑う

「まだ大丈夫」という感覚は、意外なほど当てにならない(^^♪疲弊しているときほど「まだいける」という判断が狂う。だからこそ、客観的な指標(睡眠時間・仕事の質・自分の感情の安定性)を定期的にチェックすることが大事です。

スタッフの皆さんへ

当法人のスタッフ皆にも上記をきちんと伝えたいと思っています。

「限界まで頑張る」ことを美徳にしない。自分の限界を知って、その手前でまずは自分でできることに対しては自分で手をうつ、ダメなら周囲に助けを求める——これは是非是非理解しておいてくださいね(^^♪

さてということでこの週末~連休にかけて、書類業務を中心にコツコツと頑張りたいと思います。個人事業主に休みなんかありません(^^♪限界の一歩手前までは楽しく頑張るべきと考えやっていきたいと思います。

皆さんは楽しい連休をお過ごしくーださい。

 

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