公開日:2026年07月03日

医療機関が切羽詰まるとこういうことが起きるのは当然なんですが・・・【【独自】自治医大病院、職員に患者の入院延長求めるメール 空床防止へ「One More Day」】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です

とあるネット記事が目についたのでシェアします。下野新聞さんの7月2日の記事です

【独自】自治医大病院、職員に患者の入院延長求めるメール 空床防止へ「One More Day」

ごめんなさい、有料会員じゃないんで記事全文は読めないんですが、おそらく経営層から「病院経営が苦しい。皆もう少し病床稼働気にして1日でも多く患者さんを入院させておいてくれ!」ってメール送ったんじゃないかなと思います。

 

医療者のプロとしてみると、患者さんの利益があるのか?と聞かれれば??なのでこの対応はしないでしょうが、経営者としてみるのなら1日入院伸びたくらいでは大きく不利益にならないだろうし、何より病院の経家がやばいからそのくらい協力よろしく!ってスタッフに言いたくなるのも十分理解できます。

医療機関が経済的に苦しくなると、こういう「患者さん本位ではない医療」が幅を利かせるようになってきます。・・・ただ今井は決してこの病院トップの判断を責めることはできません。だって病院が潰れたらそもそもの医療の提供すらできなくなって困るの地域の患者さん家族、スタッフさんですから。

 

医療提供体制は2026年現在混乱の極みです。原因は、2010年代にすべき変化が完了しておらず改革が遅れ遅れになっていること、コロナの影響でそのしわ寄せが全てコロナ後の短期間でまとめてきていること、そして何より医療提供の仕方が昭和~平成の仕組みと本質的に変わっていないこと、のせいかなと今井は考えています。国は、厚生省は本当にグランドデザインもっているんでしょうか?ツギハギのパッチをあてているとしか思えないんですが・・・・

 

皆さんはこの記事を読んで何を考えますか?よければ教えてくださいね。

 

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