記憶の改竄・・・人は自分の都合のいいように物語をつくる生き物
こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です
先日当院で配偶者を看取った、とある患者さんと話をしていると、ちょっとだけ面白いことを見つけました。
在宅緩和ケア中はその奥さんは「精神的につらい、もう限界かも」「夫のちょっとしたことでも気になってしまって眠れない」等の発言があって、やっぱり経過をフォローしていくのにかなり対応を要したことを今井は記憶しています。
ただ看取り後数年たった現在では、外来で
「あの時の自宅療養は最高だった」
「何もつらいことはなくて、人生で最もいい時間を過ごせました」
「お隣さんとかにもそういう機会があれば、絶対にしたほうがいいって勧めているの!」
とのことでした。ご自身の大変だった記憶はすっかり抜け落ち、いい記憶だけ、いい物語だけが残っている感じでした。でも今井はこれを否定する気なんかまったくないですし、実際
「そうでしたよね、いい自宅看取りできましたよね」
ってお答えさせて頂きました(^^♪
記憶の改竄・・・人は自分の都合のいいように物語をつくる生き物。ただ今回はいい方に、でしたが、多いのは逆のパターンで、自分に不都合な事実は片隅に追いやられて、自分にとって(勝手に)いいストーリーを作り上げる、という方が皆さんよく経験するのではないでしょうか?
「いやいやいや、何を自分に都合のいい方に勝手に過程をつくり替えているの??」
って・・・そういう経験ありませんか??自己防衛のためでしょうが、実際そういう認知パターンになる方いらっしゃいますよね(^^♪
どちらのパターンでも今井の態度は一貫、(自分に害がない限りは)否定せず黙って追認する、です。過去のことは過去のことですから・・・
さて何か締まりのない終わり方になりましたが(^^♪今日は火曜日、頑張って仕事していきましょう。今日が皆さんにとって素敵な1日となりますように!!
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