これからの在宅療養支援診療所は○○が評価され、××は厳しくなるか・・・【10月1日中医協資料より①】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
10月1日に開催された中医協総会で次回2026年の診療報酬改定における在宅医療の方向性についての議論がなされました。大きく在宅在宅療養支援診療所と訪問看護とに分かれているのですが、今回は在宅療養支援診療所について今後何が評価されるかというのをちょっとだけ資料引っ張ってみたいと思います。
以下興味ある方どうぞ↓
中央社会保険医療協議会 総会(第618回) 議事次第
より
在宅医療について
最期のまとめだけ提示しますね。スライドは各自全部確認しておいてください(^^♪
資料から読み取れることは
①機能強化型の在宅療養支援診療所の中でもさらに評価される診療所とされない診療所が出てくるだろう
②評価される診療所は複数医師体制を維持し、他の診療所のバックアップまで可能な体制を持つ診療所
③連携型の一人在宅療養支援診療所は評価はされなくはないが、大きな評価は今後は厳しそうだ
④要介護が低い患者についての訪問診療については、さらに評価が下がるだろう
ってことですかね。
今回の資料を読む限り、今後の在宅療養支援診療所が目指すべきは
複数医師体制で緊急往診含め看取りもきちんと行う、真っ当に診療する在宅療養支援診療所
という、当法人が最初からこうなるだろうと考え目指していた姿形で概ね間違いはなさそうです(^^♪逆に言えば上記資料から少し外れる医療機関については競争力が徐々になくなり、継続して運営していくのが厳しくなるのかなと。(医事周りのことや採用に関してコストかけられなくなりますから、圧倒的にこなせる業務量が変わってくるでしょうね。)なくなりはしないでしょうが、経営方針、生存方針をきちんと今から考えておくべきでしょう。(医師一人だけでやれる範囲だけでやる、人の採用は極力しない、など)
訪問看護についても述べられていたのでそれは次回のブログで取り上げます。皆さんは資料を読み何を考えましたか??
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