公開日:2025年09月18日

地域における精神科医療の問題点の現状が赤裸々に述べられていますね【第9回 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会 資料より】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

 

地域包括ケアにおける精神科医療の役割や機能はどうあるべきか、中々変わっていっていないなというのがこの10年の診療報酬改定を見ていての今井の感想ですが、皆さんは如何お考えでしょうか?

というか皆さんはまず現状の問題点は何なのか、それがわからないとどう変わっていくべきかも議論はできないよとおっしゃると思います。当然ですよね。今回9月8日開催の第9回 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会 資料より現状についての理解が深まるいい資料が公開されていましたのでシェアします。是非是非一読してみてください。

精神疾患に係る医療提供体制について(その2)

キースライドだと今井が考えたもののみ抜粋します。長いですが以下だけ確認すればある程度の現状把握は可能ですので!

 

どうでしょう?地域における精神科医療の問題点がこれを読むと国がどう考えてどう行動しようとしているかよく理解できると思います。

ヤフーさんのニュースなどではこの議論の一部だけを切り取り報道しているものもみられています。

精神科の入院、強度行動障害は対象外 厚労省「訪問看護で対応」

ただこの資料全てを読むと現状の問題点→目指すべき方向を確認すると、こういう方向になるのは社会全体としては間違いではない、というか社会保障制度としても病院の機能としてもそうせざるをえないというのがある程度理解できるのではないかと今井は考えますが・・・・

 

皆さんは上記資料を読み何を考えましたか?よければ教えてくださいね。

 

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