組織がどんなに大きくなっても・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＆病棟医＠今井です。

２０１１年に一人で開業し診療を開始した当クリニックも、開業後１０年以上たてば１００人近いスタッフを抱える大規模なチームとなりました!(^^)!。

一般的には大きくなればなるほど院内の組織化が進み業務も定型化していくのですが、個人的には大きくなったとしても働く医療者（医師、看護師、MSWなど）の個々人の価値観や提供する医療については大事にしてあげたいなと考えていますよ。

あれをしたらダメ、それをするのはこういう方法で！、とか、患者さんとの調整や他職種との調整はこういうやり方で、などなど・・・確かにやり方決めてルール化した方が絶対に効率はいいし質も均一になっていくと思うのですが、それでは働く人の色もだせないし何より働いていても楽しくないですよね!(^^)!

患者さんや家族のために、また組織のために、チームのスタッフのために自分自身で考えて行動する・・・それが大きな方針としての当クリニックの考えと齟齬がなければ、多少の個々人の方法の違いは全然ありじゃないかなと思っています。難しいことですがこれができればさらに組織として成熟していけるのではないか・・・・今井はそう考えています。

組織を魅力的にするのは個々人ですし、個々の医療者が楽しく働けるようにするのは組織だと思っています。あまり個人と組織がギスギスした関係とはしたくない、むしろ組織と個がお互いにいい相乗効果をもたらすような関係になって欲しい、そう考えていますよ。

皆さんの組織はいかがでしょうか？個々人が”自分”をだせる余白はありますか？どんなに組織が大きくなっても、そこは残しておいて欲しいですよね!(^^)!

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