公開日:2025年05月14日

世界は自分から見える景色だけで構成されている??

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

先日友人の「話きいてあげてよ」という紹介で知り合ったとあるリハビリセラピストさんが、訪問看護ステーションの設立を考えているとのことで相談にのってみました。

在宅医療の経験はそれなりにあり、その分野では他人に指導できるレベル、ただ管理者や部署のマネジメント経験はないとのこと。聞いたステーションの名前も見聞きはする名前だったのですが、正直彼がそこに在籍していたことは知りませんでした。

開業への想いはかなり強いようだったので最終的には頑張ってとは言いましたが、自分からしたアドバイスは以下の通りです。

①まずは他事業所から、誰に聞いてもある程度「あの人なら大丈夫だよね」って名前売れていないと、現在の札幌の状況ならステーション開業してから苦労するよ

②そのためにもまずは現事業所でマネジメント業務できるように動いてみたら?

③現在のステーションの所長(もしくはリハのトップ)ができるようになればスタッフマネジメントのあれこれも経験できるから、それを経験してからでもいいんじゃない?というかその方が失敗のリスク低いよ!

結構強めにストップ方向のアドバイスをしたつもりですが、彼がしたいというならそれもそれ、応援はしたいと思います。ただ話をしていて感じたことは第三者視点が少し欠けてないか?ってことです。自分が他者にどうみられていてどう評価されているのか、市内の状況はどうなのか、もっとうまくやる方法はないか、客観的にみえているか?等々・・・まぁ開業への想いが強いと中々そこまでは考えるのは難しいですかね。(自分もそうだったかもしれませんので他人のことはあまり言えませんが!(^^)!)

 

人は自分の見たいように世界を、景色を見て解釈してしまいます。世界は自分から見える景色だけで構成されている??って常に疑問に思うこと、大事だよなって改めて今回肝に銘じている次第です。

 

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