公開日:2025年04月24日

穴の開いたバケツにはいくら水を注ぎんでも・・・【健康保険組合が維持できない?健保連 赤字額 約3800億円見通し】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

NHKさんの記事で気になるものを見つけましたのでシェアします。4月23日のものです↓

健康保険組合が維持できない?健保連 赤字額 約3800億円見通し

「大企業の従業員らが加入する健康保険組合で作る健保連=健康保険組合連合会は、各組合の今年度予算を集計し、23日、公表しました。

それによりますと、加盟する1372の組合のうち、8割近くの1043の組合が赤字になると見込んでいます。

組合全体の収支も3年連続の赤字になる見通しで、赤字額は3782億円になると推計しています。

健保連によりますと、賃上げなどによって保険料収入が増え、収支は、昨年度予算より2800億円改善する見通しですが、いわゆる「団塊の世代」が75歳以上になり、高齢者の医療費を賄うための拠出金も増えることなどから、全体では赤字になるということです。・・・」

 

まぁ穴の開いたバケツにいくら水を注ぎこんでもこぼれ落ちるのみで、絶対に水は貯まりませんよね。現状からの健康保険料のさらなる上限も現役世代から見ると受け入れられるものではありません。

すべきことは社会保障制度の根本からの改定で、それ以外には道はない!かかりつけ医制度の導入、OTC薬の活用やオンライン診療により医療の効率化、タスクシフトの推進、年齢によらない応能負担制度、医療費無料(精神、生活保護等)の是正、マイナの徹底的な活用によるシステム効率化などは必須でしょう。

もうtry and errorをしていく時間的、財政的猶予はない・・・次の世代につなげるため、早々に国には対応してほしいと1医療者として切に願っています。

 

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓

【2025年版】当法人が取り組む在宅医療とかかりつけ医としての外来医療、そして入院医療について

在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓

【2025年版】在宅医療機関が有床診療所/病院を運営する意義とは?

同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓

【2025年度版】訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を自前で持つ意味は?

在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓

【2025年度版】在宅医療や総合診療に興味のある医師を募集しています。

外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓

【2025年度版】訪問看護、地域密着型の医療に興味のある看護師を募集しています。

医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?

【2025年度版】医療事務を募集しています。

MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓

【2025年度版】MSW、ケアマネージャーを募集しています。

リハセラピストさんも募集しています。是非ご連絡を!↓

【2025年度版】訪問リハビリのセラピストさん1名募集しています。

病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓

【2025年度版】法人運営職員、事務長候補を募集しています。

人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?

【2025年度版】人事担当者、SE、広報担当者を募集しています。