在宅クリニックでも勝ち組と負け組で明暗が。その差の原因は??
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
札幌市内で最近開業した中で在宅医療に取り組んでいる開業医さん、情報を色々聞いていると勝ち組と負け組が出始めているようです。自分が開業した15年程前はよほど変なDrではない限り順調に経営はできていたんですが、2025年の現在は診療報酬改定の影響、周囲の医療状況の変化、人口減少などによるスタッフ確保の厳しさもあり、経営力がある程度ないと”負け組”になる開業医もでつつあるのかなと。
では勝ち組開業医さんと負け組開業医さん、その差の原因はなんでしょうか?今井が調べた限り以下の条件を満たしていたら勝ち組となれる可能性が高いのかなと思います。参考にして頂ければと思います。(負け組開業医さんはその逆です)
勝ち組在宅開業医さんの特徴
1:ビジョンが明確
これがまずは一番大事な点だと思います。ある程度成功している最近開業した先生をみていると、何をしたいのか、どう活動していくのかをある程度自分できちんと考えて行動している先生がほとんどだと思います。開業してからの過程をどれだけリアルに考えていて、そして開業後の道中で何かあったとしてもビジョンが明確でそれをやり続けることができている先生はうまくいっているなと感じます。
2:在宅医療の経験が一定数ある
これは当たりまえですが必須ですね。がん末から認知症の患者さんまで一通り多職種とうまくやるためには最低でも3年程度の在宅医療の経験は現在では必須だと思います。
ただ在宅医療の経験があってもうまくいっていない先生もいます。そういう先生は情報を聞く限りでは勤務医の時から多職種とはうまくいかないことやトラブルが比較的多かったようですが・・・
3:オープンマインドな性格
これも必要な要素のようですね。やっぱりこれだけ多くの在宅医がいる現状ではどの先生が選ばれるの?と言われれば、上記のような性格の先生が地域からは好かれているようですね。いくら1)2)の要素を満たしていても性格的に穏やかで内向的な先生は在宅医としての開業は現状では難しそうです。
4:開業する地域を選択している
これも大事な要素です。札幌の比較的在宅医が足りていない場所はどこか、そしてその場所でどのような在宅ニーズがあるのかをある程度下調べして(もしくは運よく)開業した先生はうまくいっているようです。中央区や東区、西区などは現状かなり既存のクリニックさんが多いので競争はかなり厳しく、スタートダッシュしづらい環境です。
自分が見聞きした限り2025年現在、直近で在宅医として開業した先生でうまくいっているのは上記1)~4)の要素を持っている先生が多いのかなぁと思いますよ。ただ、その後の事業をどの程度まで伸ばせるかは上記の要素だけでなく事務方、特に事務長をどうするかが大きく影響を与えてきています。
事務長問題・・・これはかなり難しい課題ですね。自分もバックヤード業務の重要性は理解していますが、できる院長先生で事務方を本当の意味で大事にする先生って少数かもしれません。
など関係ないこともちょっとだけ書きましたが、当院は現在在宅医を募集しています。将来札幌市内で開業したい、またはその可能性があるか研修しながら検討したいと思っている先生いたら気軽にご連絡ください。当法人を卒業した先生で開業した先生、今まで3人います。在宅医療のイロハから経営のことまで勉強したいと希望するなら色々教えてあげられると思いますよ!お待ちしています。
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