公開日:2025年03月14日

【訪問看護を始める看護師さんへ】最初から専門特化の訪問看護ではなく、何でも看る訪問看護をしたほうがいいですよ

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

札幌市内でも看護師さんが地域で働く場所は本当に増えてきていますね。特養や老健、サ高住、デイやグループホーム、訪問看護ステーションやクリニック、はたまたキャンナスなどなど・・・今病院に勤めている看護師さんも在宅や訪問看護に興味ある方、結構いらっしゃるのではないかと思います。

さてそんな地域で働く、訪問看護で働くことを考えている看護師さんにひとつだけ在宅医療の先輩からアドバイスをしたいと思います!(^^)!

 

自分からのたった一つのアドバイスは

「訪問看護をするのなら専門特化した看護よりも万遍なく何でも診るステーションにまずは入職してくださいね」

ということです。

疾患に特化するなら癌や認知症、精神科領域、呼吸器などに特化した訪問看護ステーションもあるでしょう。年齢で考えるなら小児に特化したステーションあります。住居別に考えるならサ高住に特化したステーション、住宅併設のなんちゃってカンタキステーションもあるでしょう。はたまた居宅メインでみるステーションもあります。(当法人のステーションはこれです。)

専門特化した訪問看護の必要性は理解できますし決して否定はしないですが、正直に言えば専門特化した訪問看護は木でいえば枝葉の部分です。きちんとした太い幹がなければ、いい枝葉は育ちようがありません。

太い幹をつくるため、訪問看護の基礎をつくるには、癌であろうが精神であろうが認知症であろうが何でも看る。緩和ケアの中に日常のケアを組み込み、日常のケアの中に緩和ケアを組みこむ、両方を同じ視点で提供する、ADL改善のための身体リハビリや、症状緩和のための呼吸リハも行う、そんな幅広い訪問看護をやって初めて枝葉の部分の看護をきちんとしたものを提供できるようになる、自分はそう考えています。

古来より日本では物事の本質、根幹の部分を重要視してきた歴史はあると思います。その考えは訪問看護をする上でも全く変わることはありません。専門特化した訪問看護をいいレベルで提供したい、もっと患者さんに貢献したい、そう熱く思っているのならまずは自分の幹を太くすることに注力することをお勧めします。5年10年経験した時、きっと自分が言っていたことが理解できると自分は確信していますよ。そう思いませんか?

 

現在当院では各事業所で看護師さん、訪問看護をしたい看護師さんを募集しています。興味ある方はまずは見学からどうぞ!(いままで入職した方もほぼ見学からスタートしています)ご連絡くださいね。

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓

【2025年版】当法人が取り組む在宅医療とかかりつけ医としての外来医療、そして入院医療について

在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓

【2025年版】在宅医療機関が有床診療所/病院を運営する意義とは?

同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓

【2025年度版】訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を自前で持つ意味は?

在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓

【2025年度版】在宅医療や総合診療に興味のある医師を募集しています。

外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓

【2025年度版】訪問看護、地域密着型の医療に興味のある看護師を募集しています。

医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?

【2025年度版】医療事務を募集しています。

MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓

【2025年度版】MSW、ケアマネージャーを募集しています。

リハセラピストさんも募集しています。是非ご連絡を!↓

【2025年度版】訪問リハビリのセラピストさん1名募集しています。

病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓

【2025年度版】法人運営職員、事務長候補を募集しています。

人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?

【2025年度版】人事担当者、SE、広報担当者を募集しています。