公開日:2024年09月15日
地方の医療崩壊は予測よりも現実は確実に早いですね【「医療が大混乱してしまう」“新潟労災病院”2026年に閉鎖へ…市民団体は“総合病院の存続”を県に要望】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
地方の医療崩壊、皆さんは10年後や20年後の先だと思っていませんか?自分も現実に直面するのは10年は先だろうと思っていたのですが、現実は確実にもっと早い、と先日認識を変えました。以下9月14日FNNプライムオンラインさんから地方の病院統廃合に関しての記事です↓
「医療が大混乱してしまう」“新潟労災病院”2026年に閉鎖へ…市民団体は“総合病院の存続”を県に要望
認識が変わった要因は先日のとある準公的病院の元院長先生との懇談での話です。
北海道内で有数の病院でもこれだけ苦戦しているのか・・・10年っていうよりは、本当に5年後にどうやって生き残っていくのか、ものすごい労力が必要とされている現状を知り、正直医療キャパの余力のない地方では本当に数年で医療人材が枯渇する状況になるだろうなと。
病院っていう箱があっても勤務する医師、看護師、介護さん、事務職がいない・・・・そういう状況が5年以内に道内のみならず全国の地方都市で絶対問題化するだろうと今井は考えいますよ。
え?そんなにすぐに社会変化起きるはずないですって??2030年にこのブログ読み返してみてください!(^^)!きっと自分が言っていたこと、あながち間違ってなかったなって思ってもらえると思いますよ。
ちなみに自分の住んでいる札幌ですが、本当に赤字続きの市立札幌病院の建設、600億もかけてこのご時世にするんですか?
【札幌】市立病院再整備に600億円、敷地内駐車場に建て替え
絶対に、間違いなく20年後には札幌市民にとって負債となるハズ・・・・しかもあくまで概算の事業費で解体や医療機材購入を除く金額でこれですからね。プラスでいくら必要になるんでしょう??
個人的には札幌レベルであれば公的病院の在り方、将来の運営方針については、きちんと財務的な面からもっと議論を公開して決めていくべきかなと思っています。
皆さんのお住まいの地域の病院、経営状況は大丈夫ですか??
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