こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

前回の診療報酬・介護報酬改定でなぜか点数が下げられた訪問介護事業所ですが、やっぱりどう考えても運営はもうできないレベル、難しいですよね。

今回一般社団法人全国コープ福祉事業連帯機構さんがその現状についてのニュースを出してくれています。７月２９日のものです。以下どうぞ↓

基本報酬引き下げにより事業収入が減収、事業利益は赤字転落✓直行直帰型ヘルパーを中心に人材不足が加速

まぁどう考えてもこの報酬制度では次回改定までの３年間を乗り切るのは無理でしょう。テコ入れをする＆人材紹介などへの規制を強化するのは必要不可欠で、それでも高齢化も相まって個人宅への訪問介護は壊滅的な状況になるのかなと思っていますよ。

最近はむしろ国はそれが目的で、施設への集約化を訪問介護減を切り口に行おうと思っているのかとさえ勘繰ってしまいます。

いずれにせよこの半年～1年は要観察が必要です。資金ショートして倒産する事業所、いくつかでてくるでしょうから・・・

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