公開日:2024年07月30日

2024年診療報酬改定の歴史的意味、改めて理解しておこう!<資料:2024年度トリプル改定を読み解く>

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

2024年の診療報酬改定が行われ、新しい診療報酬制度での医療始まってから2か月近くが経過しました。医療職って現実に追われともすれば目の前のことだけを考えがちですが、やっぱり歴史的にこの診療報酬改定はどのような位置づけになるのか、ということを一人一人が理解しておくことは結構大事ではないかなと思います。

 

ということで上記に関していい資料をみつけましたのでご紹介します。ニッセイ基礎研究所さんの資料で時間は少し必要ですが是非興味のある方は一読してみてください。3回シリーズで現在まで2回、公開されています。以下どうぞ↓

2024年度トリプル改定を読み解く(上)-物価上昇で賃上げ対応が論点に、訪問介護は不可解な引き下げ

2024年度トリプル改定を読み解く(中)-重視された医療・介護連携と急性期見直し、政策誘導の傾向鮮明に

 

今井の感想としては、長い時間軸で考えると今回の2024年の診療改定の歴史的な意味は、
「診療報酬制度の改定の在り方が改め問われることになった改定」
だと考えます。加算で賃上げ対応、訪問介護の報酬引き下げ、制度の複雑化、財務省の思惑などなど・・・・アクセルを踏みながらブレーキを踏むことは現実では必要なんでしょうが、正直このまま従来の制度設計を続けることは無理だ、それが現実的に理解できるようになる改定が今回の改定の歴史的意義だったんじゃないかなと思っています。
インフレの影響で2年後の改定まで経営的に持たないところも多数でてくるでしょうし、細かくすればするほど制度の歪みも年々大きくなっていくでしょう・・・・10年後や20年後に振り返った時に「あの年からこんな制度になったんだよな」って言われるようになる年、改定なのかなと。
ニッセイ基礎研究所さんの資料はやっぱりこういう政策や医療全体をとらえるときに非常に有用ですね。3回目のシリーズも含め今後も定点観測していきたいと思います!是非皆さんも気にしてチェックしてみててくださいね!(^^)!

以下興味ある項目をチェックしてみてください!!

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