公開日:2024年07月24日

国はどうやっても医師を地方へ行かせたいようですが・・・<令和6年度第1回医道審議会医師分科会 医師専門研修部会より>

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です

 

7月19日に来年度の専門医のシーリング(都道府県別に専門医のプログラムの人数の上限をどうするか)に関して、以下の会で議論がなされています。資料みていてちょっと感じたことを少しだけ書いてみたいと思います。この資料は20~40代の医師は読んでおくべき資料かと考えていますよ。以下どうぞ↓

より

資料1 令和6年度の専攻医採用と令和7年度の専攻医募集について

から数枚スライド出します。

 

要約すると

医師少数地域への医師の異動は遅々として進んでおらず、専門医制度の中での研修先として地域へもっと行かせなければいけない!

ただ医師少数地域では指導医もいないだろうから

①まずは指導医のいる施設に研修医を1年単位で研修に派遣する

②医師数が充足するであろうその病院からさらに地方にベテラン医師を派遣しろ

っていうこと言っているんですよね!(^^)!

 

例えばとして具体的に書くと

北大の専門医プログラムに入った医師数人を指導体制のある帯広厚生病院に派遣する→医師が充足した帯広厚生病院からは、専門医取得後の医師をさらに医師少数地域(森町とか鹿追町とか)に派遣し1年以上行かせる

ってことをやればと国は言っているんですよね。

 

もう正直これって専門医が専門医たるための、質を高めるための専門医制度ではなく、医師偏在対策を主とした専門医制度構築になっていますよね。長い目で見ると医療の質的に困るのは国民だと思うのですが、本当にこんな趣旨がちぐはぐな制度のままでいいんでしょうか?

専門医制度は質を担保される専門医になるための制度、医師偏在対策は医師偏在対策としてきちんとする、これが制度としては真っ当な形かと思います。確かに現状の制度設計では中々医師偏在対策が上手くいかないのは今井は理解していますが、それでもこのようなちぐはぐな制度を生み出してしまうと、結局は将来専門医制度が見直されるまでの10年20年の間の医師が、専門医として???な医師になってしまう可能性が高いんじゃないかと思いますがどうでしょうか?

 

色々思うことはありますが、大事なことは国レベルで議論されていることの方向性を理解しておくことです。このようなことを国は考えているんだってわかっていれば、正直もう専門医をとって今自由に動ける医師にとっては大学とその関連施設に在籍することは人生設計上のリスクでしかないので、早々に辞めるべきなんでしょうね。

議論されている=近い将来にそれに近い状態になる、ってことです。未来は見えているのであとはどう行動するのか、20~40代前半の医師はよくよく考えなければいけないでしょう・・・

日本は医療政策に関してはかなり将来が可視化できるように資料がオフィシャルに公開されています。是非中医協の資料やこれらの資料を確認し、自分なりに将来がどうなるのか予測してみてくださいね。

 

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