公開日:2024年07月16日

営利重視で法令違反の訪問看護ステーション、そこで働く看護師さんも・・・【診療報酬請求で違法な助言 訪問看護巡り福祉コンサル】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

ヤフーニュースで訪問看護関連で気になる記事が出ていましたのでご紹介します。7月14日のヤフーニュースです

診療報酬請求で違法な助言 訪問看護巡り福祉コンサル

「・・・・同協会の佐藤国英代表理事(64)によると、開業を支援した訪問看護や障害者向けグループホーム(GH)などの事業者は全国で約300。ウェブサイトでは、コンサル先が運営するGHは2021年時点で約千カ所あるとしている。  佐藤氏は約10の会社や法人で代表を務めており、自身でも精神科の訪問看護ステーションなど約70カ所を各地で運営。・・・」

 

上記の写真のような対応をしているなら・・・・真っ黒すぎますね!(^^)!

どう考えても必要のない、法令違反の訪問看護をやれよって言っていると思うのですが、これは国はこのまま何も罰せずに見過ごしていいのでしょうかね?数百億の社会保障費が流れこんでいるでしょうから、今井はそうは思いませんが・・・・国民の皆さんは自分の納めた血税がこのように使われてもいいと思いますか?

 

また今井個人の考えとしては、営利重視で法令違反の訪問看護ステーションがあったとして、事業所は当然ダメでしょうがそこで働く看護師さんも共犯だという認識はもってもらいたいですね。

「会社が違法なことをやっていたので私は知らなかった。」

「私は医療を提供していただけ。法令違反はするつもりがなかった」

そんなことを言うでしょうが、そもそもが「業務内容と保障された給与がアンバランス」「医療的にも中身のないことをやっている認識があるだろうが何もそこに疑問を持たない」という時点で十分プロとして個人の責任はあるのかなと思います。今よくあるホスピス系住宅や、パーキンソン系の神経難病住宅併設のステーションも根は同じです。

 

どうしたらそういう事業所を見分けるの?って言われると、当たり前ですが

「甘い話には罠がある」

っていう古来よりある知恵を少し自分に活用するだけです!(^^)!。異常に高い給与、楽なのに条件がいい職場・・・常識で考えてやばいことしていないとそうはならないのなんて誰が考えたってわかりますよね?そこに自分自身で目をつむっておきながら、何か起きた時だけ「私は知りませんでした」っていうのは許されないのではないかと今井は思いますよ。(札幌でもそんな運営、募集をしているヤバそうな訪問看護ステーション、山ほどありますよ。)

 

いずれにせよ医療や介護を民間主体で行うように主導した時からいずれこの問題が大きな社会問題になることは見通せたハズです。国は今は対策を考えているとは思いますが、正直者が馬鹿をみるような対策は辞めて欲しいですね。地域で本当に真っ当にやっている訪問看護ステーションさんが可哀そうですから・・・

 

以下興味ある項目をチェックしてみてください!!

24年11月開設予定の有床診療所の看護師さん募集始めました。→こちらをどうぞ!

2024年上半期の当院の診療実績→こちらをどうぞ!

入職祝い金制度導入しました。是非直接応募ください→こちらをどうぞ!

24年春~秋から勤務できる医師を募集中→こちらをどうぞ!

法人運営、事務長したい方募集しています→こちらをどうぞ!

人事部立ち上げました!!一緒にやってくれる方まだまだ募集しています!→こちらをどうぞ!

成長する医療法人でブランディング業務やってみませんか?→こちらをどうぞ!

南区で活動しているさっぽろみなみホームケアクリニックについて

さっぽろみなみホームケアクリニックでは常勤医を募集しています!→こちらをどうぞ!