この資料を読むと今の医師養成のプランが異常だなと改めて感じますね<今後の医学教育の在り方に関する検討会より>
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
4月18日に文部科学省で以下の会議が開催されました。今後の医学教育、医師養成をどうやってやっていくの?っていう検討会です。資料読む限り今の医師養成のプランって本当に異常だなと改めて感じましたので皆さんにご紹介したいと思います。以下どうぞ↓
第9回 今後の医学教育の在り方に関する検討会
ひとまず資料1~6までつけておきます。
- 資料1_今後の医学教育の在り方に関する検討会 第二次中間取りまとめ案 (PDF:355KB)
- 資料2_医師偏在対策及び地域医療教育について (PDF:6.9MB)
- 資料3_医師養成過程を通じた医師の偏在対策等について (PDF:1.8MB)
- 資料4_「東北医科薬科大学の地域医療教育の取組について」(東北医科薬科大学医学部長 小澤浩司氏) (PDF:1.9MB)
- 資料5_「九州大学 第一外科における人材維持・確保のための取り組み」(九州大学臨床・腫瘍外科(第一外科) 水内祐介氏) (PDF:1.4MB)
- 資料6_今後のスケジュール(案) (PDF:224KB)
色々むごくて笑っちゃったんですが、一番「これって本当にやばいよな」と実感したのが資料2のこのスライドです。
目先のことだけ考えて無駄に産めよ増やせよって感じで、全く将来の社会保障像を考えていない感がこの文章からよくわかりますね。
資料を読んで改めて認識したことは
①医学教育の視座が完全に医師偏在対策の視点しかなく、「医師がどうあるべきか」という本来の教育の趣旨が全くない
②視点が(当たり前ですが)”現在”が中心になっており、10年後20年後30年後の世界が「後は野となれ山となれ」状態
が過去10年から全く進歩していない、ってことです。
正直これから医師になるのであれば、昭和~平成のように「何も考えておらず愚直に努力継続すればそれなりになれた」って言う前提は絶対無視して、「医師としてどうなりたいのか、自分のキャリアを逆算して考えていく」ことをきちんとしないと、いいように国に使われて終わることになるでしょう・・・・
資料は全てを物語っています。読むか読まないか、未来に向けて準備するか準備しないかは医学生や研修医、医師のあなた次第ですよ!!お互い頑張りましょうね!(^^)!
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