公開日:2024年02月21日

「医療機関をサージキャパシティ0の状態にしておくこと」はいいことなんでしょうか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

コロナ禍でもそうですが、能登半島の地震を経て皆で考えるべきことがあると今井は考える点があります。それは「サージキャパシティについて」です。

医療機関におけるサージキャパシティとはCHAT GPTによると以下になります↓

「医療機関における「サージキャパシティ」とは、緊急時や災害時などに、通常の業務量を超えて増加する患者や被災者を受け入れ、適切な医療を提供する能力を指します。つまり、医療機関がいかに多くの患者を処置し、治療することができるか、またその際にどれだけのリソース(医療スタッフ、ベッド、医薬品など)を追加で投入できるかといった点が重要です。

サージキャパシティの確保には、適切な計画、人員の配置、医療機器や薬品の備蓄、予備の施設などが含まれます。災害時や大規模な感染症の流行などの緊急事態に備えて、サージキャパシティを充実させることは、患者の安全性や医療の質を維持するために重要です。」

 

まぁ災害や急な感染症に対して日頃からどう準備をしておくか、ということですね。コロナの時は病床が足りない、人が足りないと言われ、臨時の病床や病院作れって言われていたのを皆さんよく覚えていると思います。また能登半島地震のような災害を経験すると、いざというときに動ける余力があることって非常に重要なことだと言われなくても理解できますよね。

ただ現状の診療報酬などを見ると・・・正直各医療機関でそこまでサージキャパシティに備えて準備をすることは無理だと思います。建築、構造的な余力、人的余裕、場所の確保、サイバーセキュリティへの対策、医療資源の備蓄などなど。とてもじゃないですがやる余裕はない!っていうのがどの医療機関も本音だと思います。満床に近い運用をして初めて利益率が1~3%くらい・・・正直大病院になればなるほど余力はなくなっていっています。

 

コロナ禍で痛い思い、つらい経験をしたことを次につなげることはできるのでしょうか?全国のほとんどの医療機関がサージキャパシティ0の状態となっている現状はいいのでしょうか?医療機関が余力0=何かあったら死につながる状況、というのは許容するしかないのが現状の日本で仕方ないと思うべきなんでしょうか?

 

皆さんのご意見はいかがでしょうか?この問題にどう対応すべきか、一緒に考えてみませんか?

 

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