公開日:2023年05月21日

在宅医療者なら短期間でも「仕事と生活が分離できない時間」を過ごすことは成長する上で大事かなって思っています。

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

本日は日曜日・・・普通なら休日ですので平日勤務の皆さんはおそらくゆっくりされているかと思います。今井はオンとオフが不明瞭、つまり生活の中に仕事があり、仕事の中に生活がある状態が常態化しているので!(^^)!、本日も仕事もしつつ生活もしつつという感じで過ごしています。

個人的には当院のスタッフ(医師も含めて)にはオンオフ明確にしてもらいたいのできちんと線引きするようにお願いしていますが、自分は開業してからはずっとそんな日常(プライベートと仕事のドッキング)が普通になってしまいました。24時間365日夜間も含めて呼ばれる可能性がある在宅医の仕事&時間みつけて開業医としての雑務やらなんやらこなすことをしていると・・・まぁそうなっちゃいますよね。

(ちなみに全く仕事のことを考えない時間ももちろん作っていて、自分としてはジムで身体を動かしている時間がそれにあたります。なのでできるだけその時間は大事にするようにしています。)

 

 

さて翻って表題の如く在宅医療者の話になりますが、最近は在宅医や訪問看護師さんなども、「オンオフが明確です!仕事は仕事、プライベートは全く関係なく生活も充実させられますよ!!」っていう求人広告よくみませんか?(繰り返しますが、かくいう当院もそこは大事にしています)

それって人生としてはいいのかもしれませんが、医療者としての成長として考えた時にはどうなるのでしょうか??皆さん考えたことはあるでしょうか?

 

ここで医療機関経営者としてではなく、一人の医療者としての考えを述べると、

「仕事と生活が分離できない時間を一定期間過ごすことは、医療者として非常に成長できるいい機会だ」

と考えていますよ。(あくまで1私人としての考えです)

常に仕事が頭の中にあってずっと仕事が気になっている、生活している時もそうだし、逆に仕事している時に生活のこともしているみたいな、公私混同の状態を短期間でもいいのでしばらく続けることは、自身の経験を振り返っても一番在宅医療者として成長できた時間かなと。

 

経営者としてはスタッフ管理の観点から絶対にそのようなことは勧めませんが、でもやる気のある、将来性がありそうな在宅医や訪問看護師さんを見かけると「少しの間だけもっと頑張ってみたらもっと成長できるのに・・・(もったいない!!)」って思ってしまっているのもまた事実です。

 

昭和のスタイルですか?確かにそうかもしれませんね。なので従業員には絶対そんなことやれっていいませんが、事実は事実として伝えたいと思いますよ!(^^)!(まぁ事実って言ってもN=1の体験談でしかありませんが)

早く1人前になりたいと思うなら、自分で何かを成し遂げたいなら、そんな生活も時には必要かもしれませんよ・・・

 

皆さんは私生活と仕事、きちんとわけていますか?また公私混同の生活をてしてみたいと思いますか?仕事と生活の関係はどうあるべきだと思いますか?人生において仕事とは何をもたらしてくれるものでどうあるべきだと思いますか?よければ今回を契機に考えてみてください。またご意見くださいね!(^^)!

 

(上記は今井の1個人としての意見なので、決してスタッフには公私混同の生活は勧めていませんので安心してくださいね!(^^)!)

 

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