公開日：2023年05月11日

医療機関等情報支援システム（G-MIS）から見えてくる、札幌市内の各病院のコロナ病床運用について

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

５月８日のコロナ５類移行に伴いコロナ陽性患者さんの入院依頼については基本的には医療機関ー医療機関の話となり保健所の方を介さずに行うことが原則となりました。国、北海道、札幌市ではそのためにどの病院がどの程度コロナ病床を確保しているのかわかるようにＨＰで公開してくれています。

基本的にはここでコロナ病床がどの程度残があり、現状どの程度運用しているのか確認し入院依頼をすることとなります。

一般向けには公開されていない資料なので詳細については口外はしませんが、各病院のコロナ病床について資料を読んで感じた感想はちょっとだけ書きたいと思います。

①ほとんどの病院がおそらくは自院のかかりつけ患者さん用に運用するような印象があり、地域のために大きく余力を割きベット稼働させてくれている病院はほんの一握り（本当にこれらの病院さんには感謝です）

②特に救急医や総合診療の先生のいる病院が頑張ってくれているなと。

③準公的病院であってもかかりつけ患者のみ対応、としている病院もあり・・・如何に内部調整の問題であったり経営の考えであったりと、コロナ病床を運用していく上での問題点が多々あるのかが理解できるかなと。

資料提示しないためファジーな物の言い方になってしまっていますが、今後連日病床の埋まり具合をみながら経過見て状況観察していきたいと思いますよ。第９波の時にどうなるか・・・１医療者として自分なりに、クリニックなりに準備していきます！！

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