これから在宅医療を始める医師や看護師にしてほしい、患者さんとの上手なコミュニケーション方法について
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
在宅医療に飛び込む医療者が最初に苦慮するのは、相手のホーム、つまり自分達にとっては知らない場所でのコミュニケーションの方法だと思います。どうしたら相手に信頼してもらえるのか、治療に必要な情報を聞き出すのか、一緒に伴走していくことができるのか、まずは上手なコミュニケーション方法を習得することが何より大事ですよね。
ということで今井が考える在宅医療の現場で大事にしてほしいコミュニケーション方法、思いつくままにいくつか書いてみたいと思います。(過去にも同じような内容書いたかもしれませんし、その時と内容変わっているかもしれませんが気にしないでください!(^^)!)
①患者さんに対して、自分の言葉で説明する
ともすれば医療の専門用語を医師や看護師は当たり前のように使用してしまいます・・・患者さんや家族にとって難しいと思われることを避けるため、できるだけ専門用語を使わずに患者さんが理解できる言葉、自分の言葉で説明することが重要かなと思いますよ。
②患者さんの感情や状況、環境に配慮する
医師や看護師が伺うのは患者さんの自宅です。自宅で療養している患者さんが心配や不安を感じないように、できるだけ感情や状況、環境に配慮した対応を心がける必要があるかなと思いますよ。 患者さんの気持ちに共感し、ゆっくりと話を聞いてあげてからアクションしてあげてください。
③傾聴することが重要です
自分の伝えたいことをぐっとこらえて、まずは患者さんが話すことをよく聞くことを心掛けてみて下さい。 患者さんが何を伝えたいのかを理解し、患者さんがどのように感じているかを把握することができれば、結果として自分の伝えたいこともきちんと伝えられると思います。
④オープンな態度で接しましょう
患者さんに対して、フランクにオープンな態度で接することが重要かなと思います。 患者さんの質問や疑問に対して率直に答えることが必要で、もし自分がわからないことがあればきちんとわかりませんと伝えましょう!(^^)!その方が信頼関係構築できると思います。
⑤ポジティブな言葉を積極的に使用してみてはいかがですか?
せっかく自宅に訪問しているのに辛気臭い話ばかりするのはやめましょう!(^^)!皆さんは患者さんが持つ不安やストレスを和らげるために、ポジティブな言葉を使うことが大切です。「大丈夫!!先生にまかしとき!」って声を大にして伝えてあげてください。
⑥ノンバーバルコミュニケーションを積極的に使ってみる
患者さんに自身の状況や環境、病状について説明するときに、単純に説明するのではなく目線や手や身体の動かし方、表情などで情報を伝えることって結構上級テクですが大事です。視覚的な手段を有効活用してみてください。(上級者向けです!(^^)!)
⑦コミュニケーションの記録を残しておく
在宅では前回の話の内容を覚えておくこと、結構大事です。医療者は比較的医療情報に特化したカルテを作成しがちですが、患者さんとのコミュニケーションの内容を記録することも連続制を重視する在宅医療では大事かなと思っています。
どうでしょうか?簡単に書きましたが参考になるでしょうか?思いつくまま書いたので内容不備などあっても気にしないでください!(^^)!
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