在宅医として開業するということ
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
直近１年で在宅医として開業を検討しているDrから、先生が一人でやっていた時に開業後の休みについてどうしているのか？という質問がきました。
答えはもちろん「一人で続ける限り休みなんかとれません」というのが答えです。（いくら連携しようがそこに頼るのはダメだと思います）
２４時間３６５日、患者さんと家族のために往診をできる体制を整えて診療する・・・・そのために患者さん方は高額な医療費を負担してくれているのです。
在宅医として開業するということ・・・それは
一人で続ける限り休めないということ
管理者として従業員を雇用しその人たちにきちんとむきあっていくこと
医療機関の長として、他の医療機関と連携をすること
を意味します。
正直そんな質問をしている時点で自分としてはまだ覚悟が決まっていないなと感じましたが、まぁそのうち自覚意識がでてくるんでしょう・・・・
自分は在宅医として開業すると決めた時、３年間は１日も休まず診療しよう！と心を決めていました。その代わり３年のうちに一緒に診療できるDrを探そう、と。
在宅医として開業することを考えている先生がいましたら、そこの点はよくよく自分でプランニングしてくださいね。責任と業務があるので対価として報酬があるのです。それらを放棄することなんて絶対してはいけないと思いませんか？一人で続ける限り、在宅医の仕事は甘くなんて決してないですよ。開業自体はしやすいですが、そこのところをきちんと自分でよく考えてみてみてください！
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