公開日:2023年02月19日

2023年は医療へのAI利用がどんどん進む年として記憶されるでしょうね~ChatGPTが米医師資格試験で合格ライン~

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

医療におけるAIの可能性についてはかなり大きな可能性を秘めている、と多くの人が理解しているでしょうが、それでもこれだけできるんだ!とちょっとびっくりした記事見つけたのでご紹介します。

時事メディカルさんより

ChatGPTが米医師資格試験で合格ライン

「米・Massachusetts General HospitalのTiffany Kung氏らは、大規模言語モデル(LLM)を用いた対話型人工知能(AI)ChatGPTに、米国の医師資格試験(United States Medical Licensing Exam;USMLE)の問題を解かせ、臨床的推論能力を検討。その結果、ChatGPTは特別な訓練や強化学習を行わずとも合格ラインに近い正答率を示し、整合性の高さや洞察も認められたとPLOS Digit Health(2023; 2: e0000198)に発表した。将来的に、ChatGPTを人間の医学学習支援にも活用できる可能性が示唆されたという。・・・・・・・」

 

内容はもう少し詳しく記事に書いてあるので興味ある方は是非一読してみてください。これからの医療はAIをいかに使いこなすのか、というのも大きな課題になってくるでしょうから、うかうかしていると時代の流れにあっというまに取り残される医療者になってしまいそうですね。

 

自分がAIがらみで興味があることは、AIが医療に普通に組み込まれて活用される時代になったときに医者の仕事はどう変化するのか?ということです。おそらく今とは全く求められる資質が異なってくるでしょう。

AIがいかに発展しようとも、人は自分の人生における医療の大事な分岐点では、AIではなく同じ血の通った人間に相談し、寄り添ってもらい、そして一緒に決断してほしいと希望するはずです。そこにこそ医者の価値がでてくるのではないか・・・自分はそう考えていますよ。

 

ということで、あと数年したら医学部の授業も今の実習偏重から、倫理や哲学、コミュニケーション、音楽や芸術などの教養課程こそ医者として重要だ!っていう判断になるかもしれませんね!(^^)!実際AIがこれからさらに発展してきたら知識では叶う訳ないんですから・・・そうなると思いませんか?

 

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