今自分が「何もない状態で開業する」としたら、こうします。
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
2011年の大学院生の時、自分は色々な選択肢を自分なりに考え、そして5年後10年後を見据えて在宅医として診療、開業することを選びました。当時は技術もない、お金もない、縁もない、何もない空手の状態からのスタートでした。痺れましたね・・・(失敗しても死にはしないくらいのダメージだろうと本当に思ってました。)
現在は大体当時予想した通りの形になっています。10年後はどうなっているのか・・・今自分が考えている、予想した形になっているでしょうか?将来振り返るときがくるのが本当に楽しみです!(^^)!
さて表題の如く「今自分が10年前の自分に戻って何もない、3ない状態から開業を考えるならどうするか」というのを考えてみたいと思います。今開業を考えている先生の参考になればと思いますよ。時代が変われば必ずやり方もかわります!!
10年程前の状況と比べて違うことは
①在宅医療の分野に参入するプレイヤーが増えている
②かつ診療報酬も下がってきている。が今後はできることが必須であることは変わりない。
③かかりつけ医制度が必ず導入される
④コロナが流行→今後もしばらく対策は必須
⑤地域枠の医師が今後爆発的に増加する→都市部にもいつか流入してくる(雇用のチャンスが増える)
上記条件を鑑みて自分が開業するのならば・・・・多分こんな感じですると思います。
①診療内容
外来及び在宅医療
②診療時間
平日13時~17時 在宅医療
平日17時~22時 外来総合診療(発熱外来、ワクチン接種も)
土曜日:休み 日曜日:診療(ここは先生の考え次第ですが短時間でもやった方がいいです。自分なら17時~22時でやります)
これをすれば立地に関係なく必ず患者さんが外来に来ると思います。開業場所の条件は駐車場30台くらい整備できる広さのところで安い場所を選定(もしくはショッピングモールの近くや立体駐車場の近く)、冬前の8月か9月くらいに開業すると思います。
外来は高齢者が来づらい時間なので、収益が落ち着いてきて新しい医師が来たらすぐに午後枠も増やすと思います。
1年頑張って一緒に働いてくれるDrをその間に探し組織を大きく・・・というのが戦略ですが、まぁ来ない可能性も十分にあります!(^^)!まずは来なくても自分が死ぬ気で3年働く気概さえあれば上記で絶対成功します。
どうでしょうか?え?夜間や土日は働きたくないって?そんな甘いこと言っていたら”3ない状態”からの開業は無理ですよ。気合いれて頑張ってください。
ということで今自分が開業するのなら、ということで考えてみました。参考にしてみてください。
在宅医療をする場合は診療報酬の請求や制度面での勉強も含め研修は必須です。しないで開業している先生もいますが、正直外からみてもそもそもの制度を理解していないので患者さんにとってはベストな医療の提供はできていません。札幌で在宅医療の研修をしたい先生、是非当院に見学にきてみてくださいね。2023年秋、もしくは24年からの研修希望の医師を募集していまーす。
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