これだけ薬の流通が不安定になっている中、本当に大丈夫でしょうか？＜薬価改定で医療費3100億円削減 厚労省、23年度＞
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
時間がないので５分ほどでサクッと書きます。日経の記事で気になる記事が目にとまりました。以下どうぞ↓
薬価改定で医療費3100億円削減 厚労省、23年度
「厚生労働省は16日、2023年度の薬価（公定価格）について、全医薬品の48%の品目で価格を引き下げ、医療費を3100億円程度削減する方向で最終調整に入った。原価高騰などで採算がとれていない薬については全品を対象に価格を引き上げるなどの対応をするほか、新薬にも加算による増額で配慮する。一定の患者負担の軽減につながる。・・・・」
もう一つ関連してミクスOnlineさんから。少し詳しく書いています。
23年度薬価改定 「0.625倍超」対象で最終調整 新薬のイノベーション評価と不採算品への対応が焦点
読んで感じたことは題名に書いた通り唯一つ、「これだけ薬の流通が不安定になっている中、本当に大丈夫でしょうか？」ってことだけです。薬の価格を下げすぎると利益がでずにメーカーが製造停止しますよね。ジェネリックメーカーも経営状況が不安定な中、一抹の不安を覚える臨床医は自分だけではないはず・・・・（あと薬剤師さんはもっと不安になっているでしょうね。）
中長期的にどのような影響が考えられるのか、少し資料を集めて自分なりに考えてみたいと思います。皆さんのご意見はいかがですか？よければ教えてくださいね。
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