フランスでは終末期医療における安楽死の議論が本格化しそうですね。
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
2022年12月9日、つまり本日からですが、フランスで終末期医療における安楽死の議論が本格化する形になりそうですね。以下JIJI.COMから
終末医療巡り市民会議 安楽死導入に慎重論も―仏
「フランスで9日、終末医療に関する市民会議が始まる。抽選で選ばれた150人が参加し、現在は法律で禁じられている医師の薬物投与による「積極的安楽死」や、自殺ほう助の是非を焦点に議論。来年3月に結論をまとめ、政府が必要に応じ法改正を検討する。導入に慎重な意見も根強く、仏大統領府は「必要な時間をかけ、秩序ある穏やかな討論を保証する必要がある」と強調している。
フランスでは2016年、深刻な苦痛を抱える末期患者本人が望んだ場合、延命措置を停止し、死に至るまで苦痛を取り除く「消極的安楽死」を認める法律が成立した。ただ、そうした緩和ケアを受けられる医療施設の整備や、事前の手続きに関する周知などが課題となっている。・・・・」
個人的には記事文中にあるように、医療者の立場としては「死を積極的に提供するのではなく生に最後まで寄り添い緩和ケアを提供する」が正しい立場ではないかと思いますが、この議論にはその国その国によって宗教、死生観、国民性、法律、社会保障の状況、経済財政状況や周辺の国の状況など様々な要素が絡んでくる題なので国によって対応は全く異なってくるでしょうね。
と医者の立場ではいいますが、自分がもし本当に生きる意義がなく死にたいとなったら、おそらくは食事と水分を自分の意思で絶ち、緩やかに1~2週で死ぬのかな、なんていうことも考えたりしています。
フランスでの議論、とても興味があるので今後も定点観測していきたいと思います。皆さんは終末期医療における安楽死の是非、どう考えますか?
*追記:2023年1月10日に以下のブログも書いていますので興味ある方どうぞ!
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