精神科訪問看護はどこかで制度改革は必須だと思っています。

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

在宅医療の現場で訪問看護を利用しようと思った時に、簡単に言うと要介護者(介護認定を受けている人)は介護保険で、それ以外の人(つまり介護保険認定を受けていない人)は医療保険での訪問看護を受けることとなります。

精神科の訪問看護に関してはちょっとこのルールからずれており、基本的には医療保険での訪問看護の提供になるのですが、全体的に現状を鑑みて個人的には精神科訪問看護は制度改革は必須だなと感じています。

 

理由としては

①自立支援の医療費助成があるため原則無料、もしくは定額での利用ができるためビジネス化している

②他の在宅医療の制度との整合性が全くとれない

③身体を診ないため結局在宅医や一般内科との連携は難しい

があげられます。

①ですが何回訪問しても自己負担が一定額もしくは無料であるため、訪問看護と称してビジネスのためにひたすら訪問をしている精神科専門の訪問看護ステーションが存在しています・・・悪貨が良貨を駆逐する、ではないですが、このままでは真面目に精神科訪問看護に取り組む事業所まで全部ひっくるめて”あぁ、精神科訪問看護ね”って見られてしまいかねないです。ビジネス目当て(医療の提供ではなく利潤の追求が目的)で参入している事業所は現在の保険のシステムや考えにはそぐわないと思います。

ある一定の利潤を出すのは絶対必要ですが、それが目的になっている事業所、訪問看護ステーションが患者さんに群がっている現状は変えるべきだと思います。

 

②に関しては在宅医療全般からのバランスですが、普通の在宅患者さんの訪問看護の導入と回数の調整って本当にデリケートで大変な作業なんですよね。何とか週1回入れる、同意を得て週2回にする・・・何か月も調整して、ヘルパーさんやデイの回数や日程などを調整し、本当に必要な方だけに自己負担金額の問題も話をして何とか入れて・・・・ってやっているのが他の分野の在宅医療の現状なんですが、精神科訪問看護の場合医療保険で自己負担なしでやりたい放題・・・まぁ整合性はとれませんよね。

 

③は・・・ステーションによって対応は違うのかもしれませんが、精神科特化!!とかって宣伝しているところは身体問題はまぁ基本はみない、もしくはみると言っても問題意識が一般的な在宅医や在宅医療者とは乖離しているので実務の上では現実的には手を組んで患者さん診るとほとんどこっちで対応することになるので負担が逆に増えますね・・・・

 

精神科訪問看護は医療制度につけこんでビジネス化しつつあるのが現状では問題点だと考えますよ。また一般的な在宅医療の対応とは制度がかけ離れすぎていますので、在宅の中で精神科領域のみを特別視することなく、どこかで制度改革は必須ではないかなと考えます。皆さんはどう考えますか?

 

 

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