資料提供~医療情報のデジタル化における現状と課題 ― 日本における経緯と国際比較 ―~
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
日本医師会総合政策研究機構 さんから医療情報のデジタル化に関しての資料が4月2日に公開されました。興味のある方にとっては他国との比較も記載されているためある程度面白く読めるかと思います。是非一読してみてください。
医療情報のデジタル化における現状と課題 ―日本における経緯と国際比較―
PDFはこちらです。
まとめの文章はこちらです↓
・医療情報のデジタル化の流れは1990年代の電子カルテの誕生から加速している。
・2000年にIT基本戦略が発表され、現在のデジタル化の基本的なグランドデザインが記載されている。しかし、スケジュールは遅れがちである。
・その後も多くのプランが語られるが、実行されたもの、実行されていないものが混在している。
・電子カルテの普及率は病院で46.7%、診療所で41.6%と半分に満たない。
・病院の電子カルテシステムは周辺機器との接続が必要であること、参加人数が多くシステム構造が複雑なため、一部のベンダーに集約化されつつある。一方、診療所の電子カルテベンダーは極めて多い。
・データヘルス集中改革プラン、次世代医療基盤法によるデータ活用、電子カルテ情報等の標準化が進められている。
・国連による電子政府調査では、日本の電子政府達成度は世界各国で14位となっている。
・各国は行政の効率化、データ活用、医療福祉、徴税などのために、国民の個人識別ナンバーの普及を進めている。
医療情報の標準化、システム構築は国が責任をもってすべきインフラ事業です。2040年やその先を見据えると、今やらないと本当に医療後進国に落ちてしまう可能性があるため個人情報の保護云々は気にしないですべき、と個人的には考えますが皆さんは如何お考えですか?
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